ピクピクする。痙攣

一人で苦しまないで、仲間がいる!

主な治療法

主な治療法

ジストニアの治療

s900x480_平孝臣先生2平 孝臣先生東京女子医科大学 脳神経外科
ジストニアの治療法には内科的治療法と外科的治療法があります。ではどの治療法が患者さんにとって最適なのでしょうか。東京女子医科大学 脳神経外科の平孝臣先生に詳しくお話し頂きました。
ジストニアの治療法
●薬物治療
・抗コリン剤・・・古くから使われているパーキンソン病の治療薬。また振戦(筋肉の収縮と弛緩が繰り返された時に起こる無意識な震え)にも効果がある。
・レボドパ(L-dopa)製剤・・・脳内に不足したドパミン(神経伝達物質)を直接補充・増加させる、パーキンソン病の治療薬。手足の震えや筋肉のこわばりなどを改善する。
・抗てんかん薬・・・脳の神経細胞における過剰な興奮を抑制する。
●ボツリヌス毒素の局部注射療法
特定部位の筋緊張を緩和する目的でボツリヌス毒素を注射する。
●定位脳手術
脳の写真をもとに、症状に関わる神経細胞を働かないように壊したり、活動するように刺激するための電極を埋め込んだりする手術。
・淡蒼球(たんそうきゅう)内節凝固術:脳の淡蒼球という部位の一部に電気凝固などを行い、人工的にその機能低下を生じさせる手術法。
・視床凝固術:上記同様、脳の視床部の一部に電気凝固などを行う手術法。
・脳深部刺激療法:電極を脳内の特定の場所に留置し、胸の皮膚の下に刺激発生装置を埋め込み、それらを皮膚の下でリードによってつなぎ、脳内の刺激を行う方法。
●鍼治療・・・血流改善や鎮痛だけではなく,筋緊張の調節を目的とする。
定位脳手術について 歴史
そもそも定位脳手術はジストニアの治療ための手術として始まったわけではありません。1947年にアメリカのシュピーゲル氏とワイシス氏が精神疾患の治療のために定位脳手術を行ったのがきっかけです。定位脳手術がとりいれられるまでは直接脳を切除する手術を行っていましたが、効果はあっても一体どの部分を切除することで効果があったのかが不明瞭であり、また重大な合併症・副作用が生じることも多々ありました。
しかし、効果が得られる特定の部位を彼らが発見し、その部位に正確に細い電極の針を入れ熱で焼く・電気刺激を与える・ピンポイントで薬を注入することにより症状が改善することがわかりました。しばらくして世界中で精神疾患以外にも、パーキンソン病・手足の震え・不随意運動などにも定位脳手術が行われるようになりました。
日本では1950年代に楢林博太郎氏によって定位脳手術が取り入れられ始めました。それから1990年代の終わりくらいまでは、症状を発生させている脳の特定の部位に針を入れ、電気で焼いてその部位を壊す手術が中心でした。この手術はジストニアにも多く適用されました。 
ただその当時はMRIやコンピューターなどの機材も無く、CTも普及していない時代でしたので、特定の部位に正確にアプローチすることが非常に難しかったのです。手術を行っていても、どの部位にアプローチできているのかわからない状況でした。ですから、症状が改善することもあれば、改善されないこともあり、むしろ悪化してしまうこともありました。脳の神経を一度電気や熱で焼いてしまうと、もう元の状態には戻せないですし、どの部位にアプローチしたことで悪化したのか判断できないので、リスクが高い手術でした。
そして1990年代後半からは、脳の中の狙うべきポイントに細い電極を留置し、胸の皮膚の下には刺激発生装置(心臓のペースメーカーのように脳を慢性的に刺激する、脳のためのペースメーカー)を埋め込む「脳深部刺激療法(Deep Brain Stimulation :DBS)」が登場しました。装置から発せられる電流を変え、脳への刺激の強弱を調整することで症状を緩和します。いわば、神経を麻痺させてしまうような効果が得られるのです。もし異常が起こったら電流を弱めるまたは止めればよいわけですし、そのように調節ができることがメリットです。
1990年代後半からは、パーキンソン病・手足の震え・ジストニアにも定位脳手術の脳深部刺激療法が主流になり、今ではもう20年が経ちました。なお、日本では2000年にパーキンソン病や振戦を含む不随意運動の治療法として国内でも保険適用されています。
引用Medical Note

BTX

2013年10月28日公表
日本神経治療学会
標準的神経治療:ボツリヌス治療

皆さん、写真提供ありがとうございます。
これからボトックス『グラクソ・スミスクライン提供文書』を受けられる方々の事前の参考になろうかと思います。

こちらの方々はA型ボツリヌスです。

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かなり筋電図が荒れている様子が分かる。
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胸鎖乳突筋にブスリ
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さっそく、紹介した患者さんから、BTX8時間後の写真を提供して下さいました。
頭板状筋、肩甲拳、斜角筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋、傍脊柱筋等あらゆる所に打たれましたな。
痛々しい姿ですが、回復し、寛解してもらえれば一番嬉しい事です。2012年9月
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B型ボツリヌスについて

2013年05月より日本でもB型ボツリヌスが認可になる模様です。
これは私のように、A型では効果のなかった慢性的な痛みに効果が期待できるそうです。私も期待を持って初めて打つのは6月になろうかと思いますが、慢性的な痛みが無くなるのを期待しています。
2006年12月に申請が出されて、7年もかかったんですな(~_~;)

ナ―ブロック注2500.小さいです。それに引き換え箱はでかい。
まずは、現物の紹介です。
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参考まで
ナ―ブロック説明書
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A型とB型の薬理学的な違いは厚労省医薬食品局審査管理課の審議結果報告書の16ページに詳細が記されています。
申し訳ありません、削除されています。
desura- 2013-05-04 (土) 17:08:58

医薬品医療機器総合機構のナーブロックの添付文書です。

B型ボツリヌス審議結果報告書医薬食品局審査管理課
申し訳ありません、削除されています。

B型ボツリヌス毒素製剤「ナーブロック®筋注2500単位」
日本で製造販売承認を取得

 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、B型ボツリヌス毒素製剤「ナーブロック®筋注2500単位」(一般名:B型ボツリヌス毒素、以下「ナーブロック®」)について、痙性斜頸を効能・効果として製造販売承認を取得しました。『2011.01.21付』

 B型ボツリヌス毒素は、嫌気性細菌であるB型ボツリヌス菌が産生する蛋白質であり、神経筋接合部の運動神経終末に特異的に作用することで、コリン作動性神経終末からのアセチルコリン放出を阻害し、筋弛緩作用を示します。
 当社は痙性斜頸を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験(131試験)を日本で実施し、主要評価項目であるTWSTRS(Toronto Western Spasmodic Torticollis Rating Scale:痙性斜頸治療の評価尺度)合計スコアの投与直前から投与4週後の変化量について、本剤とプラセボ間に統計学的に有意な差異が認められました。また、有効性と安全性において海外試験との類似性が示されました。

 当社は本剤に関し、2000年9月に米国のElan PharmaceuticalsおよびアイルランドのElan Pharma International(以下、併せて「エラン社」)との契約により日本における独占的開発および販売権を獲得しました。その後2007年5月には、エラン社から本剤の権利を承継した米国のSolstice Neurosciences(以下、「ソルスティス社」)との契約により欧州における独占的販売権を獲得し、既に欧州では「NeuroBloc®」の製品名で販売しています。なお、米国ではソルスティス社(現在はUS WorldMeds社の子会社)が「MYOBLOC®」の製品名で販売しています。

 痙性斜頸は、頸部筋の異常収縮によって、頭位偏倚、振戦、脊柱側彎、頸部痛などの症状をもたらします。青年期から壮年期にかけて発症し、数ヵ月から数年間進行して、その後停止し同様の症状のまま推移する傾向を示します。日本での有病率は10万人当たり約2.8人と報告されています。痙性斜頸の治療には、ボツリヌス治療、抗コリン薬や筋弛緩薬等の内服療法、外科的手術等があり、中でも、ボツリヌス治療は海外の治療ガイドラインで痙性斜頸に対する有効かつ安全な治療法とされ、先進国では痙性斜頸の治療法の第一選択肢となっています。

 当社は神経領域の製品ラインのさらなる充実をはかり、より一層、患者様の多様なニーズの充足とベネフィット向上に貢献してまいります。

以上

[参考として承認概要、131試験の概要を添付しています]

<参考>

1. 「ナーブロック®」の承認概要

製品名: ナーブロック®筋注2500単位
一般名: B型ボツリヌス毒素
効能・効果: 痙性斜頸
用法・用量:

通常、成人にはB型ボツリヌス毒素として以下の用量を緊張筋*に筋肉内注射する。緊張筋が複数ある場合は、分割して投与する。
・ 初回投与の場合には、合計で2500~5000単位を投与する。
・ 効果不十分または症状再発の場合には、合計で10000単位を上限として再投与することができる。ただし、2ヵ月以内の再投与は避けること。
* 緊張筋: 胸鎖乳突筋、斜角筋、僧帽筋、肩甲挙筋、頭板状筋、頭半棘筋等

2. 131試験について

試験デザイン : 多施設共同、無作為化、二重盲検、プラセボ対照、並行群間比較、用量反応性試験
対象 : 痙性斜頸(20歳以上75歳未満) 130例
主目的 : 本剤の有効性および安全性の検討
投与群 : 本剤 2500単位、5000単位、10000単位、プラセボ
投与期間 : 単回投与
主要評価項目: TWSTRS*合計スコアの投与直前から投与4週後の変化量

* TWSTRS(Toronto Western Spasmodic Torticollis Rating Scale): 頭位偏倚の程度を評価する重症度スケール、労働や日常生活動作等から評価する機能障害スケール、頸部痛を評価する疼痛スケールの3つの下位尺度から構成され、痙性斜頸治療の評価尺度として用いられている。

B型ボツリヌス毒素製剤「ニューロブロック®」の
欧州における戦略的販売提携に関する契約を締結

 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、米国ソルスティス・ニューロサイエンス社(本社:ペンシルベニア州、社長:ショーン・パトリック・オブライアン)と、同社が所有しているB型ボツリヌス毒素を主薬とする注射剤「ニューロブロック®」の欧州における独占的な戦略的販売提携に関する契約を、5月14日(米国東部時間)に締結しました。
 今回の契約の対象地域は、EU加盟27カ国に加え、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、スイス、クロアチア、トルコおよびロシアの合計35カ国となります。

 「ニューロブロック®」は、欧州では2001年1月に、痙性斜頸の適応症でEMEA(欧州医薬品審査庁)から中央一括審査による承認を受けており、現在欧州の主要8カ国で発売されています。本剤は、神経筋接合部の運動神経終末に存在するボツリヌス毒素受容体に作用することにより、神経終末からのアセチルコリンの遊離を阻害し、強力な筋弛緩作用を発揮する薬剤です。

 日本においては、2000年9月に当社とエラン社*の間で本剤の開発と販売に関する契約を締結し、2006年12月に痙性斜頸の適応で申請をしています。

 当社は、今回の戦略的販売提携により、欧州において現在発売中のアルツハイマー型痴呆(認知症)治療剤「アリセプト®」、抗てんかん剤「ゾネグラン®」、「イノベロン®」とともに、神経領域の製品ラインのさらなる充実をはかり、より一層、患者様の多様なニーズの充足とベネフィット向上に貢献してまいります。

  * エラン社は、2004年7月に「ニューロブロック®」の全資産を

       ソルスティス・ニューロサイエンス社に売却しました。

以上

[参考として用語解説、製品概要、ソルスティス・ニューロサイエンス社の概要を添付しています]

<参考>

1.用語解説

○痙性斜頸(けいせいしゃけい)
 痙性斜頸は、頸部筋肉の緊張が局所的に亢進し、頭部が傾く疾患です。本剤の主成分であるB型ボツリヌス毒素は、神経筋接合部の運動神経終末に作用し、神経終末からのアセチルコリンの遊離を阻害し、筋弛緩作用を発揮します。

2.製品概要

①製品名: 「ニューロブロック®」(NeuroBloc®)
②一般名: B型ボツリヌス毒素(Botulinum Toxin Type B)
③適応症: 痙性斜頸(cervical dystonia)
④用法・用量: 個々の患者の臨床反応をみながら調整する。
10,000Uを初回投与量とし、症状が著明な筋部位2~4ヵ所に分けて投与する。
⑤剤形: 注射用液剤(B型ボツリヌス毒素:5000単位/ml)
0.5ml ( 2500 単位)、1.0ml ( 5000 単位)、2.0ml (10000 単位)の3剤形

3.ソルスティス・ニューロサイエンス社

①名称: Solstice Neurosciences, Inc.
②本社: 40 General Warren Blvd, Suite 160, Malvern, PA 19355
(米国ペンシルベニア州マルバーン)
③工場: 701 Gateway Boulevard, Suite 250, South San Francisco, California 94080
(米国カリフォルニア州南サンフランシスコ)
④設立: 2004年7月7日
⑤従業員数: 142名、うちMR33名(2007年5月現在)

B型使用にあたっての留意事項
厚労省医薬品食品局

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  • 料金はおよそA型の6割です。 -- desura- 2013-06-10 (月) 17:43:28
  • 今日、1カ月後経過観察に行って来ました。
    痛みがA型より増幅したと伝えました所、副作用が出てしまったようだとの事で、
    次回からはA型に戻すことになりました。
    先生も期待してくださっていたのでとても残念がっていました。
    何しろ、通院する病院では治験以外ではあっしが初めての患者だったため、当然一ヶ月経過観察も初の事。
    他の患者さんで同じように痛みが増幅した方はいるのか知りたかったのですが、残念ながら今日の段階では分りません。
    僅かながら治験でもこのような副作用が認められているようですが、多くは効果があり、世界的にも実績のある薬ですので日本でも認可になったのですから、
    A型では痛みが取れない方は当然選択肢の一つとして捉えられても良いと思います。
    たまたま、あっしには馬が合わなかったと言う事になるのでしょう。
    ナ―ブロックを受けられた方、皆さんの今後の参考になるよう、たくさんのご意見お寄せください。 -- desura- 2013-06-08 (土) 18:52:52
  • これから記す事はあくまで私個人の体験です。全ての方に当てはまる物では有りませんので、参考として捉えお読みください。
    ナ―ブロック接種後2週間経ちましたが、痛みに効果があると言う触れ込みとは裏腹に、強烈な痛みに襲われています。A型とは違う物が入って来たから体がびっくりしているのでしょうか?
    ナ―ブロックが効果があるのかどうかを確かめるべく、注射前後1週間づつ計2週間リリカを中止していましたが、あまりの痛さのために、19日から再開し、若干痛みがひきましたが、A型には無かった痛みが今も続いています。
    初めての事で量も3000単位とかなり少なかったのですが、次回からは倍にしようと言う事になっていますので、先生に接種後に強烈な痛みが出たと言う事はしっかり一ヶ月後経過観察の時に話して来ます。
    4時間半も掛けて念入りに診察し筋電図も撮って接種していただいたので間違いは無いと思っています。
    場合によってはA型に戻すかどうかも話し合って来ます。
    -- desura- 2013-05-26 (日) 11:35:54
  • 先生にも聞かれますがどの様な痛みかは例えようがありません。
    肩凝りとは違いますしズキンズキンと脈打つ痛みでもありません。
    強いて言うならば、ズシーンとおもりを乗せられた鈍い痛みが途切れることなく続きます。
    それが不思議と、横になったり何かにもたれたりすると痛みが無くなり、
    起きている時は、歩いていると半減したりする感覚トリックがあります。
    我慢できない痛みでもあるし、時には我慢できる痛みでもある不思議な痛みです。
    言える事は横になっている時以外は途切れる事無く慢性的に痛むと言う事です。
    それでB型に期待を寄せています。 -- desura- 2013-03-23 (土) 14:51:01
  • 難しいことは、分かりませんが・・・管理人さんの痛みって、どの程度の痛みですか?
    肩こりの痛みみたいな感じが、慢性的に続いているのですか・・・・? -- 薔薇 2013-03-23 (土) 11:43:42
  • 今日、B型ボツリヌスに向け診察と簡単な説明を聞いて来ました。
    まずはA型との大きな違いは、痛みに対して効果が期待できるとのこと。
    A型は粉を精製水で注射の時に溶解しますが、B型は当初から液体です。
    まだ、頸部にしか認可されていません。
    それと、値段がA型より半分以下になりそうだそうです。
    あっしみたいに痛みを伴う者にとっては、期待するものです。
    来月26日に再度、接種に向け準備期間が二週間必要なので診察を受け、
    その二週間後を目途『5月11頃』にB型を初めて受ける事となりそうです。
    この慢性的な痛みが消えてくれれば万々歳ですが、半分でも軽減してくれるだけで良いですね。 -- desura- 2013-03-19 (火) 09:14:33

A型とB型の薬理学的な違い

A型とB型の薬理学的な違いは厚労省医薬食品局審査管理課の審議結果報告書の16ページに詳細が記されています。
申し訳ありません、削除されています。

要約しますと、
A型⇒SNAP25を遮断
B型⇒シナプトプレビンを遮断
それぞれ役割が違います。B型は痛みを伴う症状に効果があるとされていますが、A型と比較して約6割と安価なため、痛みを伴わない患者さんもB型を希望する方もいます。
稀にB型が体質に合わず、かえって痛みが増幅してしまう例もあります。
『実は私がその稀に当たってしまいました』

A2型

A2型ボツリヌス神経毒素製剤が製品化されます。
ライセンス契約の締結について ←PDF

喉頭に対するボトックス

喉の締め付け、痛み、痰が切れない、声帯に奇異な動きがあるなどの症状が1年以上継続しているならば、耳鼻咽喉科を受診して針筋電図検査をしてもらって下さい。
咽喉や声帯のジストニアかもしれません。私の例で恐縮ですが、私が耳鼻咽喉科の渡嘉敷先生の所を訪れたのは声帯に奇異な動きがあると言われたからです。現在の主治医は専門外なので渡嘉敷先生を紹介していただきました。
声帯に奇異な動きがあるとの事だったので、声帯に関わる筋肉の甲状破裂筋に接種かもしれません。あいまいですみません。
私の接種の様子です。参考まで。

側弯『体幹の捻じれ』

傍脊柱筋の筋電図検査。
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傍脊柱筋に接種の様子。
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下肢痙縮に対するボトックス

この患者さんは膝が伸びきってしまっている状態で診察に訪れた。
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しかし、先生がゆっくり曲げると曲げる事ができる。急激に力を加えると一瞬固まってしまうが直ぐに曲がる痙固縮と言う状態と診断された。
膝に強い痛みを訴えているが、大腿四頭筋と腓腹筋が異常に緊張しており、そのため、膝の腱が曲げようと余計な力が無意識に加わり、凝りとなって痛みを発しているのだと思われる。
これらの筋肉の緊張を開放してやれば痛みも軽減されるだろうとの事だった。
針筋電図を見ると安静時から大腿四頭筋があれているのが分かる。
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大腿四頭筋に接種。
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内側広筋に接種。
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腓腹筋に接種。
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DBS脳深部刺激療法

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  • DBSに興味を持っておられる方が時々相談に見えられる。
    しかし私はDBSについては、ネットで見る限りの事ぐらいしか分からないし、
    相談に見えられる方も、ネット上の机上での知識は得られても、
    実際はどのような効果やリスクがあるのかを知りたいのだと思う。
    ですから、実際にDBSを受けられている方の生の声をぜひお話頂きたい。
    また質問があれば書きこんでいただければ、経験談などお聞きになれる物と思います。
    あくまで個人の経験談ですから、全ての方に当てはまる物では無いと認識し、参考にされ、
    実際問題は主治医の指示に従うようお願いします。
  • まずは神経内科の受診が先です。

新型を装着したジス友からの感想を頂き、編集して載せても良いとの事ですので、私が代筆させていただきます。あくまで参考として捉えてほしいとの注意も頂いています。

収納カバン
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充電に必要な三点セット。向かって右から、
患者用プログラマー、充電用チャージャー、チャージャーに充電するアダプター。
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充電用チャージャー、充電効率と、状態の確認ができます。
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充電中も充電器本体をポケットに入れておけば、激しい動きはできませんが、移動や軽作業は可能です。リアルタイムで充電中の様子。
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今の時点での、自分で経験した不便な点も、あげときます。
まず、体内に埋め込む機械の厚みが前より、アップしている。
これは、メーカーの説明では、充電池は本体自身は薄いのだけど、別に「アダプター」(?)なる物が必要で、その厚みが有る為らしい。『この事は事前に説明が無かったため、事後説明となり、事前に説明が欲しかった』
次に、患者用のプログラマーへ充電する「チャージャー」にも、定期的に充電が必要です。大体、空の状態から、満タンまで、4時間位かかりました。
まあこれは、その場にいなくても、コンセントに突っ込んどけば勝手に やってくれ、満タンになれば、勝手に停止してくれるのだけど、各個人 の性格や、生活環境によっては、面倒かも?です。
で、チャージャーに、充電しながら体内の電池への充電を同時に行う事 も出来ますが、長期の旅行などの際は荷物になるので不便かも知れません。
ちょっと、整理すると、
①「体内に、埋め込んだ充電池」+②「その電池に充電する為の チャージャー」+③「そのチャ-ジャーに充電する為の、アダプター」 の、3段階の手間がかかるので、この時点で「面倒」と感じる方は、 止めといた方が良いかと思います。
で、やはり現時点では、しゃべり易くはなったものの、自分の体感では 「不随意運動の軽減効果」と言う点では前の機種より多少は良くなった 程度かと思います。
一番のメリットは自身で、若干の調整ができると言う事です。この機能が無ければ旧式の物でも良かったと思うくらいです。重要なポイントと思います
情報は提供しますがあくまで私の主観ですので、それを見て判断 されるのは、各個人の責任なので新機種をとるか、旧機種をとるかは個人 の自由と思います。
体内電池への充電の際、位置がずれると、効率が悪くなる件ですが、 充電効率の状態は、チャージャーの画面で確認出来るのですが、この 反応が極端ににぶいので、最適の位置を探すのが結構難しいです。 (ただし、1度探し出せれば、次からは楽にはなるけど)
新型DBSに変更しても、現状と同じ設定にして貰えば 効果は、変わりませんし、患者用プログラマーも、今の 機能でいいのなら、設定を1種類だけにしてもらえば、 今までの基本的な機能と、効果は変わりません。 変わるのは、充電する、という事だけです。
電池の寿命は短くとも7年、長くて9年です。

最長9年は持つと謳っていますが、それはパーキンソンに対してであり、ジストニアではまず無理ではないかとの事です。なぜなら、パーキンソンの場合は、睡眠中は電源を切る事ができるが、ジストニアの場合、睡眠中も刺激を与え続ける必要があるので、電源を切る事ができないため、その分機械の負荷がかかり続け負担をかけ寿命が縮まる訳です。
また、最長9年で必ず交換しなければならないように設計してあるそうです。10年は使用頻度如何に関わらず安全を考え交換しなければならないようです。

以上○○さんから頂いた情報を一部編集し掲載させていただきました。情報ありがとうございました。あくまで参考として下さい。
使う使わないは決断は患者自身が決定する事です。
医師は勧める事はしますが強要は致しません。

追記
あまり難しい事は、わかんないので、用語の使い方が、 違ってるかも?ですが、ご容赦下さい。
・旧型は、電圧以外のレートや、パルス巾などの調整が、1種類し か設定出来なかったが、新型は電圧以外の設定を2種類メモリー可。
で、(メモリーの中の範囲なら、患者が自分で変更可能)
自分はそれぞれに、3段階の電圧をメモリーして貰ったので、左右 それぞれ6種類の内から「患者用プログラマー」 を使用して最適な 物を探索中。 で、次の外来で、もう1度医師と相談の上、メモリーの内容を見直 し予定。
この部分が有る程度決まってくれば、調整の為の通院はかなり減る と思われます。
・旧型は脳に埋め込んだ電極から、刺激箇所が3ヶ所?有るのに対し 一括でしか電圧?の変更が出来なかったが、新型はそれぞれ個別に 設定が可能なので、言語や嚥下障害に関わる部分だけ、電圧を下げる、 といった細かい調整が可能。
ですが、やはり正直細かい操作が必要なので、医師の方も馴れる迄は 大変かも?です。

代筆desura-

  

新機種患者用プログラマーの写真を提供してくださいました画像の説明
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手術翌日の写真を提供してくださいました。2012年6月ですので残念ながら旧式です。
調整も順調に行き、現在は職場に復帰されご活躍中です。
Oさん、写真提供ありがとうございました。
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脳深部刺激療法についてNO2

●パーキンソン病と脳深部刺激療法
脳深部刺激療法で現在一番症例数が多いのはパーキンソン病です。(※参考記事:パーキンソン病とは)パーキンソン病は高齢者の患者さんが多く、「自分で食事が出来れば良い」「自分でベッドから起きてトイレに行ければ良い」「身の回りのことが自分でできれば良い」など、「日常生活にあまり不自由が無い程度に過ごせればよい」という比較的軽めの目標設定を行います。治療を受けた方の中にはほとんど寝たきりだったのに、走れるくらいまでになる方もいらっしゃいます。
しかし脳深部刺激治療で一時的にかなり良くなったとしても、パーキンソン病は徐々に進行する病気ですから、効果が持続したとしても5年~6年位でしょうか。治療から10年~15年後も経つとパーキンソン病も進行してしまい、治療効果が無くなって寝たきりになってしまうケースも多いのが事実です。脳深部刺激治療を行って10年~15年何もなく過ごせたらかなり効果があった部類になるでしょう。 

●ジストニアと脳深部刺激療法
パーキンソン病は高齢者の方に多い病気であるのに対して、ジストニアは比較的若い方に多い病気です。患者さんは小さいお子さんから60歳以降の方までいらっしゃいますが、主に若年から中年位までの方が発症することが多いです。パーキンソン病は脳が壊れ(脳の神経細胞が消えて死んでいく)変性してしまう病気ですが、それに対してジストニアの大半は、脳は壊れませんし、変性する病気でもありません。
一度治療を行えば、効果は何十年と続きます。また、例えば「ろれつが回りにくい」「物が飲み込みにくい」など何かが起こった時は、電流を調節すればよいだけなので、患者さんによっては最適な効果が得られるかもしれません。最近では、胸に埋め込んだ刺激装置を皮膚の上から充電できる機械も開発されました。その機械は10年程の耐久性はありますが、携帯電話と同じように毎週充電しなければならなりません。

●脳深部刺激療法の問題点 患者の視点から
例えば20歳で脳深部刺激療法の手術を受け、80歳~90歳まで生きるとしたら、何十年も体内に機械(電極・刺激装置)を入れておくことになります。確かに脳深部刺激療法は良い治療方法ですが、体内に機械を留置することでジストニアの症状が改善されたとしても、患者さんはまた沢山悩みを抱えてしまうのです。 
例えば「電池が数年で切れるから、機械の電池を入れ替えないといけない」「ペースメーカーだから、数年毎に機械を入れ替える手術をしなければならない」「機械が壊れたらまた症状が元に戻ってしまうかもしれない」「電池が切れたらどうしようか」「機械が止まったらどうしようか」「飛行機の保安検査時に機械が反応したらどうしようか」などの不安を持ったまま一生を過ごすことになりかねません。  
そうしますと患者さんは「ジストニアの治療をしたにも関わらず自分は今でもジストニアである」「自分は機械でコントロールされている」「一生機械に繋がれている」という気持ちから逃れられない可能性もあります。
いうなれば、病気を治しているのではなくコントロールしているだけなのかもしれないですし、果たしてそれが本当にベストの治療なのかというと、私は疑問に思います。
 
●脳深部刺激療法の問題点 医師の視点から
機械を体内に留置していることによる問題点もあります。前述で患者さんが心配されたように、機械が壊れる・機械の電線が切れる・機械が体から飛び出してくるなど、いわゆる異物反応を起こす可能性もありますし、感染を生じる可能性もあります。そうなってしまうと機械を全て体内から取り去ってしまわなければなりません。
機械を導入するには150万円~200万円は必要なので、脳深部刺激療法にかかる総医療費だけでも最低500万円はかかります。ですから、患者さんにまた費用的な負担がかかってしまいます。患者さんには保険が適用されるのでそこまで大きく費用の負担はありませんが、機械メーカーにほぼ全てのお金が流れてしまうので、我々病院側に大きく負担がかかっています。
かつ大半の脳神経外科医は脳深部刺激療法しか経験していないのも問題です。
また、今の医療では、慢性の病気として例を挙げますと、高血圧症の病気などは「薬を飲んでコントロールできていればそれでよい」という認識があります。しかし患者さんは毎日高血圧治療の薬を飲むわけですから、「自分が高血圧である」とずっと認識せざるを得ないですし、一生その病気から離れられないと思ってしまうのです。それと同じ様に、慢性のてんかんなども「私はてんかんである」と毎日思いながら薬を飲むわけです。結局両者とも一生病気から離れられないですし、医師も患者さんも「毎日薬を飲んで治せればそれで一番良し」としているのが現状です。
しかし実際は、例えば1粒だけ薬を飲むことで一生病気が治る方が良いのではないでしょうか。患者さんの気持ちも楽になりますし、それによって初めて「治癒した」といえるのではないかと思います。 
私は日本で最初にジストニアの脳深部刺激療法を行い、約15年が経ちました。全身性ジストニアだけで160例を執刀していますし、おそらく日本で一番症例数が多いのではないでしょうか。ですから、患者さんが抱えているストレスが痛いほどわかるのです。
東京女子医脳神経内科:平 孝臣先生

DBSコメント欄


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  • りずむKさん、投稿ありがとうございます。
    ブログもとても参考になると思います。
    気付くのが遅れ、記載されているURLからページが開けなかったのでご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。
    開けるように調整しました。
    今後ともよろしくお願いします。 -- desura- 2015-06-26 (金) 08:26:13
  • 2015年 1月に、DBSの施述をうけました。 
    目から、顔全体に広がってしまったジストニアです。
    顔には、効果がある事がわかり、一安心、そして希望が持てる、反面「足が動かない」ので、まだ社会復帰ならず。もっか調整中です。
    入院〜オペ〜退院までの過程の手記と、現在の調整中の「経過観察」を記しています。
    どなたかの、参考になりましたら 幸いです。 
    http://rizumu.je2.jp/ りずむK 2015-05-09 (土) 18:46:41
  • DBS術後、しばらく時間が経過してから、感染症を起こす症例の報告がありました。
    いきなり感染する場合と、リードに沿って徐々に感染する場合があり、
    後者の方が厄介ですので、痛みを伴ったり、リード線を埋め込んだ箇所が腫れてきた場合は、迷わず病院に行ってください。 -- desura- 2015-05-02 (土) 08:18:20
  • 充電式の新型電池ばかりに注目が集まっていますが、非充電式新型電池も輸入されています。一回り小さくなり若干、電池寿命も延びているのでズボラな方にはお薦めです。
    因みにズボラと言うのは私事なので秋の電池交換は非充電式に決めて来ました。 -- マツやん 2013-07-20 (土) 16:09:19
  • 新型DBS保険適用認可 -- desura- 2013-03-23 (土) 15:23:50
  • 「新型DBSについてのマイミクさんとのやりとり パート3」
    今朝の時点で、右が75%、左が50%まで減っていたので、充電器を2個使い、左右同時に充電しましたが、気づいた点ですが、Tシャツ1枚の上に、充電器を少し痛い位、押し付けて固定すると、効率が良い充電ができました。
    で、75%から100%まで、フル充電するのに、正味で、1時間と、50%からフル充電するのに、約4時間かかりました。
    因みに自分は充電池の端の方が、ポイントの様で、その位置に付属のサポーターと、以前肋骨を4本骨折した時に使ってたサポーターを合わせて、体にしっかり固定させて、極力必要以外の動きはしないようにしてました。
    50%まで減ってしまうと、やはり充電時間がかかってしまうので、3日に1度位定期的にその時点の容量に関わらず、癖づけてやるのがいいと思いました。
    とりあえず、ご参考迄。 おっちゃんでした 2013年1月12日 16:25
    ↑すいません、1行目、左右が逆でした。 -- バレバレやん(笑) 2013-01-12 (土) 20:03:29
  •  「DBSについてのマイミクさんとのやりとり パート2」
    「何パーセント、充電出来ているのかって、わかりますか?
    リチャージャーでは、はっきり数字で出ませんよね??」
    この点に関しては、患者用プログラマーで、4段階(25%、50%、75%、100%)で確認出来ますが、表示の仕方が極端にいえば、76%でも、画面上は100%と表示されるんです。
    ですので、リチャージャーと大差無いかと思います。
    ただし、その場合左上に「i」という表示が出ますが76%なのか、80%なのか、99%なのかはわかりません。
    自分は、とにかく100って表示が出れば、その内訳までは気にしない様にしてます。
    自分の場合電圧設定が、基本、2、2~2、6 の範囲で、調整出来る設定(実際は、3本の電極が、全て連動して変更されるパターンと、下の1本は1、6 で固定して、上の2本は連動で変更されるパターンの、2種類を設定)で、xxxxxxxさんの電圧設定とは違うので、電池の減る度合いも違うと思います。
    実際は電圧だけじゃなく、レートや、Ωも関係するんですが、ややこしいので、ここでは省いてます。
    で、わかる範囲の事はお答えしますが、まだ自分も解らない部分が多いので、実際に自分自身が経験した事のみ、お答えする様にします。
    また聞きで中途半端なコメントをする事は、避けたいと思ってますが、やはり人間、多少の主観が入る場合が有ると思いますので、極力コメントを見直し、そういった部分は、随時訂正して行きたいと思ってますので、宜しくお願いします。
    -- バレバレやん(笑) 2013-01-12 (土) 19:56:46
  •  DBSの、新機種に関して
    マイミクさんとのやりとりを、こちらにコピペしておきます。
    マイミクさん以外の方でも、情報として、一応目を通して頂き、なんかの参考になれば、幸いです。
    充電のポイントは、真上じゃなくて、少しずれた所なので、まずそれをつかめたら、寝てる間に十分出来ると思います。
    で、もう少しなれれば、ケータイやパソコンを触りながらの充電も、出来る筈です。(現に自分は、やってます。)
    完全100%充電は、確かに難しいですが、一応表示で100%になってたら余り気にならないです。
    特に、自分の場合、右は胸じゃなくて、ご存知のとおり脇腹なので、まず位置的に、100%充電は難しいですね。
    まあ性格上、きっちり満タンにしないと気がすまないって方は、新型はやめといた方がよろしい様で・・・ 
    充電に関しては、75%以上有れば次の50%になるまで3日位は持つので、あんまり満タンにはこだわらなくてもいいと思いますよ。
    因みに自分は、50%ぐらいまで減ってからの充電が、しょっ中有りますが、寝てる間に75%以上まで充電出来てれば、オーケーと考えてます。
    まずは、充電のポイントの位置を探してみて下さいね。
    これも、プログラマーを使うと、結構すぐ見つかるんですが・・・
    (アンテナをつけてない状態で、プログラマーが反応する位置がポイントの様ですので)
    まだまだ失敗と決め付けるのは、時期尚早と思いますよ。

    追伸
    冬場は、どうしても厚着になるので、充電時、自分は、Tシャツ、 充電キット、洋服 の順に着てます。 ご参考まで。
    1/10 、今も、パソでミクシーしながら充電中です。
    前のコメントで、言い忘れてた事が、一つ。
    充電効率が悪くなってても、少しずつは、充電できてるので、そのまま気長に放っておけば、 位置さえずれなければ、また、効率は良くなる筈です。
    メーカーさん曰く、例え効率の表示が真っ白でも、わずかづつ、充電はされてるとの事。
    なので、基本、寝てる間にやる様にしてます。
    起きてたら、何か気になってしまうのは、経験済みですから。
    それと、あと蛇足ですが、9年もつのはパーキンソンの場合で、ジストニアだと7年位かと。
    理由は以前、日記で公開した通りです。 -- バレバレやん(笑) 2013-01-12 (土) 19:45:35
  • 前回設定した「サイクルモード」は、やはり効果がみられず、逆に気持ち悪くなって、結局何度か試してはみたけど、合わないみたい。
    で、まだ刺激を止める1分辺りの秒数を変える、という選択肢も有ったんですが、取りあえず一旦中止。
    で、今回は、[A][B] 二つのグループに対して、言語障害に関する刺激部位を「C-1」それ以外の刺激部位を「C-2」と仮称して、グループ[A]左右とも‐「C-1」1,5~1.7/「C-2」2,2~2,4の範囲で自分での設定変更可で、この2つが連動する設定。
    つまり、電圧を上げると言語障害に関する部分まで、一緒にあがってしまう設定。
    グループ[B]
    右‐「C-1」を1.6に固定/「C-2」のみ、2.1~2,5の範囲で、自分で設定変更可。
    左‐「C-1」を1,6に固定/「C-2」のみ、2,2~2,6の範囲で、自分で設定変更可。
    で、グループ[A][B]の切り替えは、こちらで出来るので、現段階では、体の動きを重視する時には[A]の左2,4、右2,3
    喋るのを重視する時には、[B]の左2,4、右2,3といった使い分けをしてるが、1週間単位で何通りかやってみて、最適な設定を探してみる予定。
    やはり、結果はすぐには、出ない様子。
    あと充電に関してメーカーさんより、「患者用プログラマー、ガイドブック」には、リチャージャーに充電しながら体内充電池に充電が出来る、と有りますが、これは止めて下さいとの事でした。
    という訳でこれといった結果が出るまで試行錯誤は続きますので、正直なんだかなあ、って感じですわ(笑) ただ、設定を変える度にいちいち通院する交通費が浮くのは、結構大きいかな(笑)? -- 00 2012-11-16 (金) 12:58:13
  • 玄ーさん、お返事有り難うございます。 
    ひとつお聞きしたいのですが、
    「そもそも私に支給されたプログラマーにはそういうことがかなり制限されたものですので。」
     との、記述が有りましたが、私が以前の機種で貰っていたプログラマーは、電池の残量確認と、スイッチのオン・オフを切り替える機能しかなかったのですが、この記述を読む限り、なにかの機能があってあえてそれを封印した様に取れるのですが、それ以外の「制限された機能」には、どの様な物が有るのでしょうか? 
      -- ん? 2012-10-30 (火) 21:32:11
  • ん?さん はじめまして
    私も軽微な変更は自分で出来ればいいなと考えていた時期もありました。
    でも 私の場合 全身性ということもあり、その変更が与える影響が分かっていない内は
    やるべきではないと考えています。そもそも私に支給されたプログラマーにはそういうことがかなり制限されたものですので。

    DBS歴 8年になるのですね。その間の試行錯誤の結果がそういう思いに至り また現実かなり成果がでておられるとのこと、 参考にさせていただきます。
    -- 玄一 2012-10-27 (土) 10:58:28
  • 前回の日記に書いていた「サイクリングモード」って、旧機種にも有った機能だ、と今日初めて知りました。
    今まで、M先生の様にジストニアに対して試してみた方が、おられなかったか、やってみたけど効果がなかっただけみたいです。
    今回、新機種への変更に伴い、この機能も生かせるのでは?というM先生の探究心みたいです。
    で「導入する、しない」で、いろんな憶測がとんでいる中、関西での実情を聞いてきましたので何かの参考になれば、と思います。

     金銭的な問題を、言われてる方がおられる様ですが、現在、DBSの手術の設備を持たれている医院に関しては、負担は殆ど無く、医師用の、新しいプログラマーを買えばいいだけの話です。
    で、関西(その中での、京阪神)では、DBSを扱う病院を集約し、それによって、医師と患者が分散化してしまっている現状を、改善しようとする動きが有る、との事で、
    例えば京都では、現在「K大病院」と「K野病院」がまず、候補に挙がっているらしいです。
    ( 大阪では、今の所、〇手前だけしか、確認はとれてません。)

     今後、大阪や四国の病院が、どうなるかまでは、わかりませんが、
    やはり、単純にメーカーが邪魔をしたり、病院が金銭的負担をしている、などといった事実は、無い様です。
    どちらかといえば、病院側の思惑が大きいのが、関西での実情の様ですが、関東はどうなのかは、わからないです。
    また、なんらかの情報が入れば、コメントしますので。
    -- 00 2012-10-24 (水) 22:08:44
  •  玄ーさん、初めまして。
     私もDBSだけでは背中から腰までの凝りはとれず、鍼灸とマッサージ、湿布などの補助的な物を併用しています。
     私が手術を受けたのは、もう8年も前で、そこから紆余曲折が有り、最近新型に入れ替えて貰いました。
     で、今まで8年間、1番困っていたが、電圧をあげると喋りにくい、下げると動きにくい、の繰り返しなので、それならいっそ、いちいち病院に行かずとも、こちらで喋り重視の場面には、その設定にしたい、という結論に至った訳です。
     まあ、根本的には医療行為ですから、医師にまかせた方が良いとは思いますが、実生活の中ではいろんな場面が有るので、最低限、電圧だけを調整出来る様にしてもらった次第です。 
    他の、レートや、パルスなども、設定してもらえば、こちらで変更可能に出来るんですが、流石にそこまではやりませんでしたが…
     まあ、個人の体質や、今までの経緯もさまざまですから、もちろんそういう考え方も有りだとは思いますが、やはり、8年も悩んできた事が、現段階で有る程度、解消されている現実も有りますので…  -- ん? 2012-10-24 (水) 19:55:42
  • 私も今年の1がつにDBSを受けました。 旧式でしたが。
    おかげで 大分楽になりましたね。もともと 脳性麻痺からの全身性ジストニアということで、5年間近くボトックスでやってきましたが、やはり先生の目からも限界だろうと言われた席上、DBSが全身性ジストニアに対しても有効であるというフランスの学会発表が昨年中頃あって やってみないかと背中を押された感じになっています。
    おそらくたとえは悪いですが モルモットつまり研究材料となった模様。
    やってみた結果 先生も大喜びするまで斜頸が快方に向かいました。

    まぁ 全身性であるので私の場合 背中の筋肉とかは やはり固く今でも整骨院に行っていますけれども。
    電池について云えば 患者側で操作するのは出来るだけ少ない方が私はいいと思っています。 -- 玄一 2012-10-23 (火) 23:28:25
  •  メーカーばかり、責めてる方がおられる様ですが、病院側も電池交換の手術の回数が減れば、金銭的ダメージを受けるのは同じでは?
     また、現場の医師が導入にいくら尽力されても、病院の経営者が資金面の絡みでOKしないと、導入は出来ないのではないでしょうか?
     で、医師の立場で言えば、経営者と意見が食い違っても、現在与えられた設備や環境面を考えて、簡単によそに移る事はしたくないのが、実情では? 
     3者3様の立場が絡んでいるので、そんなに単純な問題じゃあないと思います。
     なによりメーカーも、今更金がらみで妨害するくらいなら、わざわざ多額の開発費をかけて迄、こんなもの開発しないし、しても隠すのではないでしょうか。
       -- ん? 2012-10-15 (月) 11:39:06
  •  新型を使われてる方で、充電に関して、毎日やるのと、有る程度半分位に減ってから、固めてやるのと、長期的に見て、どちらが充電池への負担がかかるのかご存じの方、おられますでしょうか? -- 00 2012-10-10 (水) 10:49:15
  •  マイミクさんから、四国の某有名大学病院が、一旦導入しないと言ってた、との情報を戴きましたが、その後1ヶ月もたたずに、来年から導入、との情報が入りました。
     このケースなどは、まさに前述のケースではないかと思いますが、邪推でしょうか? -- ん? 2012-10-10 (水) 10:36:49
  •  病院とメーカーの間で、いろんな金銭的な交渉が未だに有る、とマイミクさんより情報を頂きました。
     導入の遅れは、メーカーだけの責任じゃなくって、どっちもどっちみたいな様です。 
     病院経営にも、当然資金が必要ですから、現場の医師と、経営者の間で意見の違いも有るのではないでしょうか? -- ん? 2012-10-10 (水) 10:27:39
  • その新型を見据えて体内に一本に施してある病院でも新型は見送っていますね!
    新型導入に最大の尽力を尽くした先生がいる病院なのに・・・
    メーカー側が妨げている感じがします。 -- 2012-10-10 (水) 06:52:22
  •  ↓ 交換って、癒着した電池を引っぺがすって事なので、当然、皮膚に負担がかかるので、そう言った事からも、交換の回数は極力少ない方がいいかと思われます。 -- ん? 2012-10-09 (火) 17:33:29
  •  自分も新型ですが、2ヶ装着です。が、全く不便とは感じてないです。充電も、毎日はやってないし、常に100%充電しなくても、忙しい時は、75%充電で一旦止めても、そこから50%を切るまで、3日以上かかるので全然問題ないです。 -- ん? 2012-10-09 (火) 17:19:19
  • 私の知る、旧式から新式に交換された方いわく、
    「毎日10~15分程の充電時に、少しコツがいるけれど、やはり新式にして良かった」
    との事です。
    ちなみに、胸の同じ部分の切開を繰り返すうち、
    皮膚がもろくなってしまうそうですね…(・・; -- スカーレット・ローリー 2012-10-09 (火) 09:45:56
  • 旧式の物は電池を2個装着しているので、新型は一つになると言うのが最大の利点。
    それともう一つ、自身で若干の調節ができると言う事です。
    しかし、旧式を挿入していて新型に取り換えても、一つにするためには、
    一度頭を開けリードを一本につなげなければならず、二個のままにする場合もあるようです。
    その場合は、充電セットを2セット持つ必要があります。かなり大きなかばんです。パソコンを入れるカバン程度の大きさがあります。
    病院によっては新型導入を見据えて、旧型を入れる場合でも、一本にまとめて体内で施してあるので、新型に切り替えた時に一つの電池で済むそうです。
    実際に旧式を入れているジス友からの情報です。
    代筆desura- 2012-10-07 (日) 10:23:56
  • 新型が導入され3カ月近くが経とうとしています。
    新型の機械の写真の提供もして頂きました。
    そこで、当然、利点や欠点などもあるかと思います。
    新旧の比較なども含め、検討をしている方々の参考になろうかと思いますので、実際に受けられた方のご意見、ご感想、助言等を賜れば幸いです。
  • C46さん、交換入院ご苦労様でした。
    情報もありがとうございます。
    初めてDBS関連の事を知る方のためにお節介ながら、
    IPGとは、刺激発生装置(Implantable Pulse Generator,) 信号刺激を発生し、電極から脳に送り込む装置。
    しばらくはゆっくり静養して下さい。
    また、その後のようすや情報をお寄せ下さい。 -- desura- 2012-09-07 (金) 17:13:48
  • 今日、IPG交換により退院してきました。
    充電式IPGへの交換無事終わりました。
    Drの説明によると、9年は確実にもつ電池のようです。
    毎日10分程度の充電が必要で、コツが必要です。
    充電式は、一つのIPGで両側刺激が可能です。
    非充電式のIPGも使え、患者さんの生活環境によって選択できると思います。
    10日間の入院、少し疲れました。 -- c46 2012-09-06 (木) 21:00:11
  • DBSについて詳しい説明があります。
    http://www.twmu.ac.jp/NIJ/DBS/DBSOPE.pdf
    PDFファイルです。
    PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。Adobe Readerは無料で配布されています。
    desura- 2012-09-01 (土) 14:14:35
  • 少し前に聞いた話ですが、富山大のパーキンソン病の患者さん(60代~70代位・男性)が、
    左右合計8ヶ所(!)へのDBSを行い、成功されたそうです。
    DBS調整後、患者さんは症状が改善し、スキップされていたそうです。^^
    電極を埋める場所は(あくまで素人目線ですが)
    視床Vim核・視床Vo核、淡蒼球内節、視床下核を左右合わせて8ヶ所かと推測します。(・・?
    ※ちなみに全身性ジストニアも、淡蒼球&視床下核へのDBSの成功例があるそうです。
    (富山大ではなかったようですが…)(・・;
    スカーレット@Scarlet_Laurie 2012-08-31 (金) 18:32:25
  • ※患者さんのブログによると、
    最新DBS充電器の「交換」は、10年に1度程らしいです。
    (以前の2倍程長い?)(・・? -- スカーレット 2012-08-30 (木) 14:46:15
  • スカーレットさん、情報ありがとうございます。
    9月からの予定が1ヶ月前倒しになり、8月から最新式のに切り替わっているようです。
    現在旧式の機械を入れている方は、次回の電池交換の時に、最新式に置き換えるそうです。
    最新式も永久では無く、数年に一度は交換が必要なようですが、
    旧式よりかなり交換間隔は開くので患者にとっては負担がかなり軽減される物と期待しています。 -- desura-総統 2012-08-30 (木) 10:51:46
  • ※ジストニア友の会にも記載されていた、DBSの署名活動。
    皆様の署名の成果が出た
    (最新DBS機器を使用された患者さんがいた)事を、ネットで知りました。

    欧米で使用されている、体外充電が可能な最新DBS機器が、
    日本でも許可されたらしいです。 -- スカーレット 2012-08-29 (水) 23:43:13

熱凝固手術について

●熱凝固手術を始めたきっかけ
「熱凝固手術」とは高周波の熱で脳内の特定部位をピンポイントで焼いて破壊し、諸症状を改善させる手術のことです。異常な部位を焼ききることで症状が改善され、一生ジストニアに苦しまないのだったらそのほうがいいのではないか。前述した、1粒だけ薬を飲んで一生病気が治るのと同じように、1回の手術で治る方が患者さんにとってもよいのではないかと思ったのが、熱凝固手術を始めたきっかけです。

●熱凝固手術に対する現状
医学の世界ではひとつの考え方が浸透するとなかなか抜けきれないという慣習があります。 現状でいいますと、今のベストな治療方法は脳深部刺激療法なのです。「機械を体内に留置するのがベストであり、熱で脳を焼ききるなんてありえない。過去に数多く熱凝固手術を行って危険だったにも関わらず行うのか」というような批判をたくさん受けました。しかし、過去に行っていたことと、現在行えることの方法論を無視しておられる方がそのような批判をされます。

●治療の変遷
例えば昔は、脳卒中が起きた場合、絶対に動かしてはいけないといわれていました。首相だった佐藤栄作は会食中に脳卒中を起こしましたが、絶対安静を守ってトイレで寝かされ、医師が現場に往診にきたといわれています。現在ですと、すぐに救急車を呼び、ICUへと運び込み、必要に応じて開頭します。この40~50年で、トイレでの絶対安静からICUでの緊急手術にまで治療の概念は変わったのです。
私が学生の時はジストニアという病気が世の中にあると思っていなかったですし、日本にも患者さんがいるとも思っていませんでした。それが現在では一般的に知られる病気にまでなりました。そのように過去から現在へ治療方法も病気も変遷するのです。
定位脳手術の場合ですと、脳の中を詳しく見る方法がなかった時代には、病巣と思われる脳の場所におおよそで目安をつけて管を入れ造影剤を注入し、レントゲンを撮って治療を行っていました。レントゲンは影絵のようなものですから、歪んで映ることもありますし、病巣がどこにあるのか、どうなっているのかわからなくなることもありました。しかもレントゲンを1枚現像するのに10分~15分もかかっていたのです。そしてレントゲンが現像されるのを待ち、そのレントゲンを見ながら治療を行っていました。ですから、1人の手術に朝から夕方までかかっていたのです。
それがもはや現在では、脳の中は全てMRIやCTでみることができます。脳の中にどの様に針が入り、治療すべき部位と触れるべきではない重要な部位などが画像ではっきりと見えるので大変治療が行いやすく、かつて朝から夕方までかかっていた手術がなんと1時間で終わるようにまでなったのです。 
また、局所麻酔ですから患者さんと会話をしながら手術を行います。そのため症状が改善されたのをその場で確認できますし、正確な部位にアプローチできたか・出血などが起きていないかということも手術中にチェックできます。そのように手術が非常に行いやすくなりましたし、しかもより安全で正確になったのです。 
上記のような理由で、できるだけ脳深部刺激療法を行わないようにし、熱凝固手術へシフトしてきました。実績で申し上げますと、2014年は脳深部刺激療法と熱凝固手術の症例は同じ数でした。その前までは、正確には数えていませんが全て脳深部刺激療法を行っていました。 2015年は熱凝固手術が60人、脳深部刺激療法は3人しか行っていません。これはある意味先端的な治療法を行っていると私は思っています。先ほどもお話ししましたように、過去の経緯と現在の経緯を知っているからこそ、自信をもって熱凝固手術を行えるのだと思います。

●熱凝固手術の問題
前述しましたが脳深部刺激療法は数百万と費用がかかるのでお金が動きますが、熱凝固手術は熱で脳の特定部位を焼いて破壊するだけなので、20年間も使っている機械で行えます。脳深部刺激療法に比べて費用は少なくて済みますしお金も動きません。そのため機械メーカーにはメリットが無いので熱凝固手術を宣伝しないですし、医師もメーカーも啓発や指導をしようとはしません。全ての治療がそうではありませんが、治療成果を見ずに治療方法を決めてしまう。これは私の専門領域に関わらず、現在の医療の問題点であると思います。

●患者さんのための熱凝固手術
脳深部刺激療法の治療数を減らして熱凝固術を行っているのは、ひとえに患者さんのためです。患者さんのこれからの40年~50年という長いライフスパンを考えると、1回で済む治療法を行ってあげたいのです。
熱凝固手術は脳深部刺激療法に比べて格段に難しい手術です。ウィリアム・テルが息子の頭の上にのせたりんごを矢で射抜いた話がありますが、例えるなら、ウィリアム・テルのさくらんぼバージョンといった方がわかりやすいでしょうか。熱凝固手術はさくらんぼをライフル銃で命中させなければならないくらいの非常に高い精度が求められます。しかし脳深部刺激療法はレーザービームを使って、さくらんぼに命中するまでやり続けることができるのです。
熱凝固手術の際は、技術の難易度も高くかなり集中力も要するので、精神的に大変すり減ります。手を付けづらい・失敗が怖い治療法のために敬遠されてしまうのでしょう。しかし私は「失敗が怖い」という医師ほど脳深部刺激療法がベストな治療方法であるといって、ごまかしていると思います。本当にベストな治療は何かと突き詰めると、私たちがリスクを背負ってまで行わないといけない治療に行きつくのです。
治療に関しては世界中で同じような傾向にあり、「これではいけない」という危機感のもと、3年前から私と同じような方向性の医師が世界中から集まって、年1回・3日ほど合宿して、若い世代に徹底的に熱凝固手術のノウハウを教えています。2014年は東京で行い、欧米から約50人が集まりました。手取り足取り教育を行うので大変ですが、とても意義のある会合であると思っています。

●患者さんが手術の方法を選べる
熱凝固手術を1度行い、3か月間効果があれば、その効果は一生続きます。しかし、「脳に穴を開ける・開頭するのは、いくら縫合をするといえども心理的に嫌である」「機械を体内に入れるのも嫌である」という患者さんもいらっしゃるので、私はしっかりと患者さんと対話します。「脳深部刺激療法は現在標準的な治療で、世界で広く認められている」「熱凝固手術は世界の一部しか行っていないですし、脳を焼くので世間では危険な手術だと思われていますが、機械は体内にいれなくてもいいです。どちらを選ばれますか?」と聞くと、大多数は熱凝固手術を選ばれます。機械を体内に入れられたくない方は相当多いです。
特に社会的にアクティブな年代の方々にとって、異物を体内に入れ、数年ごとに電池交換手術をしなければならないというのは社会的なハンディになりえるのではないかと思います。

●患者さんに寄り添った手術の現場 
アプローチポイントがずれてしまった・再発をした(手術の直後は効果があるが、3か月以内に再発することもある)場合、再手術を行うこともあります。局所麻酔をして脳に電極を刺す手術は、普通は辛く苦しいものです。ですから患者さんは二度と手術を受けようと思わないはずです。しかし患者さんは「早く治療を受けたい」と再び来院されます。
それはなぜかと申しますと、例えるなら手術室を高級エステサロン並みの仕様に整えて、手術を行うからなのです。まず、医療従事者を徹底的に教育します。髪の毛に関しては、大きく剃りませんし(必要な部位だけ最小限にバリカンで髪の毛を剃ります)、患者さんのお好きなシャンプーで丁寧に洗髪し、乾かします。また、ご本人のお気に入りの音楽をかけることも可能です。手術室の室温調節も患者さんのご要望に合わせ、適宜行います。患者さんと話しながら手術を行うこともあります。患者さんは局所麻酔で意識がありますから、手術が怖くてたまらないはずです。ですから、手術にまつわる細やかな配慮がとても大事なのです。これは私が大切にしているポイントと言っても過言ではありません。

●熱凝固手術の予後
不可避な出血もありますし、定位脳手術の安全性は高いとはいえません。ですから、気軽に受ける手術ではないですし、私たちも手術前にはしっかりと説明をします。しかし本当に症状に困っている方にとって有効性は大変高いですし、手術後の体への負担は軽いです。
ジストニアには全身性から局所性まで色々なジストニアがありますから、何回も執刀しなければならない場合もあります。特に全身性ジストニアはそのケースが多いです。実際のところは、患者さんは局所性ジストニアの方が多いですから、何度も何度も執刀することはそうありません。なお、10人に1人は再発されますが、予後3か月経って再発が無ければほとんどの方は一生症状が出ません。
平 孝臣先生東京女子医科大学 脳神経外科
引用:Medical Note

TMS

経頭蓋磁気刺激療法 『TMS』 は大脳皮質を非侵襲的に刺激する事によって、主に運動系の検査法として広く臨床応用されて来た物です。
近年、反復『rTMS』を用いることにより、大脳皮質を興奮させたり抑制させたりする事が明らかになり、ジストニアの治療に有効か否か研究段階にあります。

2012年3月現在TMS治療のみで、症状の改善を認めた例もあり、
局所性の治療法の一つとして、非侵襲的で副作用の可能性も低く、比較的導入も容易である事などから、内服加療やBTXとの併用を積極的に導入して行く方向だそうです。
今後症例数を増やして統計的な解析も行って行くそうです。

参考までこちらで様子などが公開されています。

実際に受けられた方、継続中の方のご意見お待ちしています。


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  • 初めまして。
    TMSはまだ、研究の段階ですので実施している病院は少ないかと思われます。
    お探しになるとしたら脳神経外科の分野と聞き及んでおりますので、
    主治医にご相談お聞きになってみてください。 -- desura- 2012-11-27 (火) 11:12:44
  • はじめまして。私は5年前から右手の痺れや震えが始まり、今は右上肢機能全廃、左上肢機能障害、体幹障害、歩行困難で、身体障害1級1種のジストニア患者です。
    発症当時から、近所のかかりつけ医が神経内科医だったので、「ジストニアでは?」という診断は早かったのですが、決定的な根拠がなく、近畿大学病院での精密検査、遺伝子診断を経てジストニアと判断されました。
    薬剤での症状緩和は難しく、BTXを勧められましたが、1つ目の病院では「治癒の見込み無し」で接種せず。
    2つ目に徳島の病院で接種しましたが、効果0。その病院でBTXの改良版『NTX』という治験薬を接種し始めて約3年。
    一向に効果が無いにも関わらず、Dr.は「いつか治ります。」ばかり。近畿大の主治医は良い先生で、他にできることは…?と、いつも考えてくださっているようですが、今は徳島に紹介してしまった手前、手出しできない状況です。
    TMSは、初めて聞きました。よろしかったら、治療をされている病院、先生のお名前など教えていただけますか?本当に手詰まりの状態なのでよろしくお願いします。 -- Nob 2012-11-25 (日) 15:25:20
  • ありがとうございます。
    引き続き、TMSを受けた患者さん達の情報、お待ちしております。
    m(_ _)m -- スカーレット 2012-09-22 (土) 08:33:47
  • 私は痙性斜頸を患っています。
    現在、BTXと並行してrTMSを受けています。
    この方法は円形電磁石コイルを頭の上に置いて頭皮から磁気を当て、脳を刺激します。
    刺激の時に「パチッ」という音と衝撃を感じますが身体的な負担は非常に少ないです。
    大脳の運動野を刺激すると、勝手に手や腕が動き出しびっくりします。
    それに対して、刺激しても手や腕が動かない所を運動分野と言います(名称が違っていたらごめんなさい)。
    私の場合、どちらも刺激していますが、現在、運動分野を刺激する方が主流になっているそうです。(因みに、足が勝手に動く所も動かない所もあります。)
    先生は先日、こんな事を言っていました。
    「研修会の報告で、左を向いていた人がrTMSだけで前を向いた人がいます。」
    研修会で実際に映像を見てきたそうです。
    先生の病院で良くなった例は2人いるそうです。
    実際に私は2回程効果があったと感じられた事があります。
    しかしながら、効果が無い人の方が多い事も事実のようです。
    私も何度も「止めようか」とも思いましたが、先生を始めスタッフも一生懸命勉強して、色々試してみてくれているので諦めずに続けています。
    まだまだ、これから解明されていく方法なので期待もあります。
    先生は良くこう言います。
    「やるかやらないかを色々と考えるより、やってみた方が良い」
    やってみてから、続けるかどうかを考えれば良いという事なのでしょうね。

    私の場合は副作用は全くありません。
    症状が悪くなる事も決してありません。(これは、皆さんに当てはまるようです)
    ただ、保険の関係で1年間は1ヶ月に1回、MRI検査を受けます。
    この検査代が高いですが(8千円位です)、1年後は検査は必要なくなるので、1回1500円あれば充分です。
    私の個人的意見では、やってみる価値はある方法だと思います。
    -- パティ 2012-09-21 (金) 21:06:21

バクロフェン

筋肉の痙縮に髄腔内治療。
使用薬品は、ギャバロン錠剤髄注またはリオレサール錠があるので使用法については参考にされたい。以下それらをバクロフエンと言う。

筋肉の収縮による痛みも強く、緊張を緩める筋弛緩(しかん)剤を飲む従来の治療法は効果がない場合の選択肢の一つで、ポンプ植え込み型薬剤注入法「髄腔内バクロフエン療法」と呼ばれる。腹部に埋め込んだポンプから、微量の筋弛緩剤を脊髄の周囲に直接、持続的に送り込む方法である。
足や手、指などが筋肉の過度の緊張によって内側や外側にねじれたり、曲がったりする状態は、痙縮(けいしゅく)と呼ばれる。脳性マヒや脳卒中などの病気や、各種疾患による痙性麻痺(ただし,脊髄炎・脊髄症,スモン,脳卒中後遺症,椎間板ヘルニア,腰痛症等には適応されない)、事故による脊髄損傷などをきっかけに、筋肉を動かす脊髄からの信号に狂いが生じて起こる。

治療法はこれまで、筋弛緩剤を飲む方法が一般的だった。しかし、口から飲んだ薬は脳や脊髄に届きにくく、重度の痙縮には十分な効果が得られなかった。

これに対し、髄腔内バクロフエン療法は、腹部に入れた直径約8センチ、厚さ約2センチのポンプから、1日0・1cc前後の筋弛緩剤「バクロフエン」を、脊髄が通っている背骨の中の髄腔に直接注入する。口から飲む方法よりも、少ない投与量で効果が高く、眠気やふらつき、頭痛などの副作用を減らせる利点もある。

この方法は、欧米では15年以上前に導入され、痙縮の一般的な治療法として普及している。国内ではようやく今月から、重度の痙縮の治療法として健康保険が適用され、約170万円のポンプや薬剤が使えるようになった。

国内の臨床試験は、脊髄損傷や脊髄血管障害、脳性マヒ、頭部外傷などで、重度の痙縮に悩まされる25人を対象に行われた。その結果、24人の下肢の痙縮が軽くなるなど、高い改善効果が認められた。
2012年現在東京女子医より。

薬剤は約3か月に1度、腹部に注射針を刺してポンプに注入する。1日の投与量などは、医師が操作するパソコン型の端末から、ポンプに電波を送って調整できる。ただ、電池寿命のため、5年~7年に一度、手術でポンプを交換する必要がある。
脳神経外科と整形外科が治療の窓口になるが、治療を行う医師は、講習会の受講が義務づけられている。
筋肉の緊張や痛みを取ると、リハビリの効果も上がる。今後は、リハビリ科との連携を深めて治療に当たるのが望ましいとされる。

TJ病院T先生の資料が公表されているので参考にされたい。まずはこのページにアクセスし、バクロフエン髄腔内投与療法というPDFファイルを開いてください。

神経外科的治療法

上記とダブル物もありますが、詳細な参考書が公開されています。

痛みと痙縮に対する後根進入部遮断術 

上記の治療法を公表されている先生に直接質問できる掲示板があります。

その他外科的治療を受けられた方の体験をお寄せください。


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  • 痙性斜頸に対する選択式末梢神経遮断術の説明です。
    参考にしてください。

    c.末梢神経遮断術
    痙性斜頸の症状としてみられる頸部の回旋(horizontal)および側屈(ratatory)に関する頸部筋は副神経と脊髄神経の後枝に支配される筋群が大部分を占めている。Foerster-Dandyの脊髄神経前根切断術では脊髄神経の前枝と後枝の両者が影響を受けるために肩の挙上障害や嚥下障害頸部の不安定性というような種々の合併症が問題となる。これに対してBertrandによって始められた選択的末梢神経遮断術2,3)では、異常収縮の見られる後頸部筋への脊髄神経後枝および副神経末梢の胸鎖乳突筋枝のみを切断するものである(図5)。 図6に頸部断面の筋肉とFoerster-Dandy手術、Bertrand手術によって麻痺をおこす筋肉を対比して示すが、これをみるとFoerster-Dandy手術がいかに広汎に頸部の筋群に影響するか、Bertrand手術がいかに選択的に異常筋群だけに影響を及ぼすかが理解できる。さらに、胸鎖乳突筋と共同して頭部を回旋させる板状筋、頭半棘筋の神経支配はC1-C6に渡っており、C1からC3(4)までしか対応できないFoerster-Dandy手術に対して、C6まで問題なく遮断できるBertrand手術が理論的にも勝っていることがわかる。

     手術法の詳細は参考文献2,3,35,36,37)にゆずるが、後頭部からC7棘突起に至る皮切で、皮膚、僧帽筋、板状筋、頭半棘筋を一塊として外側へ翻転し各椎弓間から背側へ伸びる脊髄神経後枝の運動枝を電気神経で同定した上で切断する(図7)。一側の手術の場合はC1,C2神経は中枢側へ追いこれらの前枝も切断する。C1,C2神経は椎骨動脈や硬膜外静脈叢と近接しておりこれらからの出血に留意する。C1神経は欠損している場合もあるが、電気刺激で同定できない場合には後頭骨・第一頸椎間で椎骨動脈を露出して、その尾側に神経が確実に存在しないことを確認しなければ、見のがして神経遮断が不十分になることがある。

     副神経の神経遮断は胸鎖乳突筋の後縁で副神経僧帽筋枝を電気刺激で同定し、これを中枢へ追いながら胸鎖乳突筋の裏側から同筋へ入る副神経の枝を同定し切断する(図8)。また胸鎖乳突筋はC3からの支配を受けていることもあり、胸鎖乳突筋を切離翻転してC3からの枝も確認して切離する。この手術は手術創は大きいものの椎弓切除をともなわず頸部の支持性には影響がないので、患者は手術翌日から頸部カラーなしで歩行可能である。

     Bertrandらの報告等3,4)を集計すると500例程度で85%の症例でexcellentとの結果が得られ、大きな合併症は報告されていない(表6)。合併症としては一時的な嚥下障害と後頭部の知覚低下が上げられる。自験例6例38)での結果も同様で、これらを前述のTsui Scoreで評価したところ(図9) excellent 5例、good 1例で、本邦のボツリヌス治療の臨床治験19,21)を上回る結果が得られている。

     末梢神経を遮断した場合に、治療前には全く異常収縮の見られなかった筋群に術後週間して異常収縮が出現し新たな症状を呈してくることがある(図10)。この現象ははじめボツリヌス治療で見いだされたもの19)で、「もぐらたたき現象」と呼ばれ、錐体外路性の痙性斜頸の複雑さを物語るものである。自験例では2症例でこのような現象のため再手術にて反対側の神経遮断を行い最終的には良好な結果を得ることができた。 -- セバスチャン 2016-02-14 (日) 14:36:46
  • 定位脳手術の説明です。
    定位脳手術
    現在まで数多くの定位脳手術が行われてきた。しかし現在でも手術側を異常収縮筋と同側にするか、対側にするかに関してさえも意見は完全には一致しておらず、凝固巣作製部位も視床VL核、Voi核、Voa核、Forel H1野、zona incerta、淡蒼球など報告により様々である。Hassler14)はhorizontal typeには視床Voa核あるいはForel H1野をtargetととし、rotatory typeではVoi核を、combined typeにはこれら両者をtargetとしている。

     実際、手術成績の報告は著効を示すものから不変あるいは悪化とするものまで不定である。著者の経験では錐体外路性の斜頸には一側の視床Voi核凝固術では長期的に見た場合は錐体外路性に分類される痙性斜頸で視床VL核、後腹淡蒼球手術はともに無効であり、"(頸部筋のみに異常収縮を認める)純粋の痙性斜頸"はもはや大脳基底核疾患とは異なるとさえ述べている。

     多くの報告を総合して判断すると、一般に視床凝固術が有効とされる痙性斜頸は一側の胸鎖乳突筋とその反対側の板状筋の異常収縮が見られる場合、および頸部以外にもジストニア症状があり痙性斜頸が捻転ジストニアの一症状である場合である。胸鎖乳突筋と板状筋とが同側で異常を示す場合は一側の視床手術は無効である。錐体外路性に分類される痙性斜頸ではこのような両側障害例がが多数を占めており、また後述する選択的末梢神経遮断やボツリヌス毒素治療後に見られる「もぐらたたき現象19,38)」からたとえ一側障害型に見える場合でも潜在的には両側性の異常が存在していることが考えられ、これが一側視床手術の成績の悪さに関係しているものと考えられる。
     現時点での痙性斜頸に対する定位脳手術に関するコンセンサスは下記のとおりと言えよう。

    1) 四肢などのジストニアをともなった捻転ジストニアの一症状としての痙性斜頸はVL/Vo核凝固に反応するが、その効果は術後数週間から数カ月後に現れる。

    2) 異常筋収縮が頸部にのみ限局し、安静臥位時に改善し錐体外路性に分類される「純粋な」痙性斜頸では少なくとも一側性の視床核凝固では効果がない。このような痙性斜頸には両側視床手術が効果的なことがあるが、手術は1年程度の間隔を開ける必要がある。

    3) 淡蒼球手術は有効とする報告が散見されるが長期成績を待つ必要がある。

    4) 副神経の血管圧迫によるものには定位脳手術は無効である。

     痙性斜頸に対して定位脳手術を行う場合はこのような事項を十分考慮したうえで、両側の手術を念頭においた計画性が重要である。あらたな試みとしては、一側視床凝固術に対側の慢性視床電気刺激を行うという報告39)があるが、今後の課題であろう。 -- セバスチャン 2016-02-14 (日) 14:34:38

針筋電図の重要性

痙性斜頸において、緊張している原因筋をより正確に探るため針筋電図検査が重要と言われています。
頸部筋肉は複雑に入り組んでおり、特に奥の方は触診だけでは判断が付きにくく、正確な識別には必要です。
針筋電図により、正確な治療対象筋へのボトックスを適量の配分をし治療効果を高める事が期待できます。
しかし、針筋電図を都度行ってくれる先生、病院はいくつも無いのが現状です。何故普及しないのかはなはだ疑問に思っています。
写真は側弯に対して傍脊柱筋の針筋電図検査。
画像の説明

ボトックス治療を受け始めてからの経過について

初めてボトックス治療を始められた方から多く寄せられる疑問で、1回で効果が無い、3回4回と回数を重ねると悪くなったと言う質問があります。
多くの方が改善寛解に向けて辿る道を、経験談を元にご紹介します。
全ての方に当てはまる物ではありませんので、一例でも多くみなさんの経過も書き込んでいただければ幸いです。
お名前はもちろんハンドル名で結構です。

ボトックスは初めて打つ場合は100単位以下とごく少量です。
効果を期待するのではなく、まず副作用の出方など、安全性を確認するためです。
一か月後に診察し、その判定をし、安全が確認できたならば次回以降必要に応じて量を増減してくれます。
2回目以降も遅効性の薬ですので、効果や副作用など何かしたら変化を感じられるまで早くて1週間、2ヶ月を頂点に効果は薄れ3ヶ月後には接種前の元に戻ります。そのため約3ヶ月毎反復して接種する必要があります。
この遅効性を良く理解していないと、3回目4回目に全く効果が無い所か、悪化したと錯覚に多くの方が陥ります。
接種した毎に効果が出るのも遅効性なので時間差があるのは当然ですが、回数も反復して初めて効果が持続するようになり、最終的にボトックス卒業と言うのが大筋の経過です。
早い方もいますが、概ね8回、時間にして3年ほどを目安に寛解を目指すと言ったどっしりと腰を据えて構える必要があるのです。
4回目辺りに悪化したと思うのは多くの方が経験していますが、好転反応とでも言う症状です。
一番効果が出始めている時にそれで止めてしまう方が散見されるので、実にもったいない話です。
注射は痛いし、効果も即効性ではないため、諦めず続けて行く事ができるか、自身との闘いにもなるのはこういう意味合いもあります。
悪化したと思う一番の原因は、モグラ叩きと言う現象です。ゲームのモグラ叩きと同じで、悪さをしている所を叩いたら、こっちが出て来たと同じで、これを数回繰り返します。ここでも諦めずモグラを退治して行かねばなりません。
モグラ叩きを専門的に言いますと、ボツリヌス治療により亢進していた筋緊張が正常化した時に、協働している正常な筋肉が元の悪い状態に戻ろうとする現象。原因筋(責任筋)が常に移動する事を念頭に入れておかねばならない。
ともかく、一筋縄ではいかないと言う事を肝に銘じ、持続していく事がとても大事です。

各種療法についての注意点

2015年秋口に75歳自称女院長、「腫瘍治る」無免許で赤外線治療 香川県警、詐欺容疑で逮捕されると言う事件が起きた。
医師免許がないのに赤外線を照射して腫瘍が治るとうたい、治療費をだまし取ったとして、香川県警は9日、詐欺の疑いで、自称「藤原赤外光線治療院」院長の藤原朝子容疑者(75)=高松市=を逮捕した。県警によると、「免許はないが、東洋医学の医師という意味だ」と容疑を否認しているという。『おそらく国際中医師免許の事を言いたいのだと思います。』
逮捕容疑は2015年2月28日~3月29日、県外に住む40代女性に赤外線で腫瘍が治るとうその説明をし、治療費名目で現金39万円をだまし取ったとしている。2015年11月5日付産経ニュース。
また、同年11月頃栃木では自称祈祷師にかかっていた6歳の男の子が亡くなると言う痛ましい事件も起きた。
藁をも掴みたいと言う患者の心理に付け込む怪しげな民間療法が多数ありますのでご注意。

病院の医師などと同じように国家資格が必要な施術は、『あん摩マッサージ指圧師』、『鍼師』、『灸師』、『柔道整復師』の4つです。
整体、カイロプラクティック、リラクセーション、気功、アロマテラピー、○○セラピスト、国際中医師免許等々と呼ばれる多数存在するその他については法的資格制度がなく、医業類似行為 『民間療法』 と位置づけられている。

国家資格が必要な施術は、何々に効果があると効能を掲げてなならないと言う規制がかけられているが、法的資格不要な施術に関してはそう言った規制がないため、肩こりに効果がある等と効能を掲げている所が少なくない。
そのため患者はどうしてもその看板に目を奪われ無資格施術院に行ってしまう傾向にある。
そのため、かえって悪化するなど逆効果になっている例が厚労省などに報告されている。
重篤な被害を受けている例も散見される。
大々的に効能を掲げている施術院は信用できないと思っても過言では無い。

例え国家資格を有する施術を受ける場合でも、自身の病態や持病の有無などを勘案し、やってはいけない事も多々あるので、医療機関以外に受けたい場合は事前に主治医とよく相談の上、適正な施術を受けるようにしたい物だ。
決して国家資格及び民間療法いずれでも自己判断で行ってはいけない。
まずは主治医、家族や友人などに相談する事が肝要である。

もし被害があった場合、因果関係を証明する事は大変困難と見られ、医業類似行為は身体に影響を及ぼすものであることを理解し、自己責任で行うと言う心構えも重要になって来る。
万一、危害など被害を受けた場合は、厚労省、消費センターに情報提供をする事が必須である。
更に各地にある医療安全支援センターや保健所への情報提供も併せて行うと良い。また、解約・返金や補償を求める場合は、弁護士会等による法律相談を受けることもできる。
言うまでも無いが速やかに医療機関を受診する事が最も大事である。

法的資格の無い施術は医科学的根拠が無く、効果があると豪語する施術師には、根拠となる論文を見せてくれと聞くのも怪しげな民間療法に引っかからない策である。

資格を有する療法でも、技術不足の施術師も少なからず実在する。
患者が技術を伴っている施術師か否かを見極めるのは不可能に近いので、必ず事前に正確な情報収集及び、自身の体調などを施術師に伝える事が重要である。聞かない施術師は避けるのが無難である。

何度も言うが、必ずしもなにがし療法が全て悪いとは言いません。適切な医療を受けながら心のよりどころとして並行して行う事で、ご本人の精神が安定すると言う点ではとても効果があるものです。

被害の症状の一例です。
民間療法被害

厚生労働大臣認定と書かれている免許証?を掲げている所も結構あります。これは、一般社団法人○○協会、NPO法人○○と言う団体を厚生労働省が認可したと言う証書です。つまり、資格『医療行為』を認可しているのではありません。いかにも信用性がありますが、名前に騙されてはいけません。あくまで法的資格の無い民間療法です。

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