取材を受けました
NHK高松放送局の取材を受けました。
2016.02.11に取材を受け、放送された分を送ってくれました。
映像はNHKの許可を得て投稿しています。
治らない病気と誤解されるような表現もありますが、決して寛解しない病気ではありません。
本編であっしも言っていますが、即効性が無く時間がかかる治療です。
適切な治療を早期に始めれば寛解の可能性も高くなります。
焦らず諦めず治療を続けて行きましょう。
放送では掲示板の書き込みで被害が拡散したと言われていますが、書き込みも悪意があった物ではなく、藁をも掴みたいと思う患者の心に付け込んだ医科学的な根拠のない悪質な民間療法に注意を促す物です。
掲示板は患者さんの心のよりどころ、交流の場、情報交換の場として活用していただきたいと思います。
何度も申していますが、なにがし療法が全て悪いとは言いません。
適切な治療を受けながらこれらを並行して行う事でご自身の精神が安定すると言う意味あいでは効果がある物です。
病院の医師などと同じように国家資格が必要な施術は、『あん摩マッサージ指圧師』、『鍼師』、『灸師』、『柔道整復師』の4つです。
整体、カイロプラクティック、リラクセーション、気功、アロマテラピー、○○セラピスト、国際中医師免許等々と呼ばれる多数存在するその他については法的資格制度がなく、医業類似行為 『民間療法』 と位置づけられています。
国家資格が必要な施術は、何々に効果があると効能を掲げてなならないと言う規制がかけられていますが、法的資格不要な施術に関してはそう言った規制がないため、肩こりに効果がある等と効能を掲げている所が少なくない。
そのため患者はどうしてもその看板に目を奪われ無資格施術院に行ってしまう傾向にあります。
そのため、かえって悪化するなど逆効果になっている例が厚労省などに報告されています。
重篤な被害を受けている例も散見され、大々的に効能を掲げている施術院は信用できないと思っても過言ではありません。
写真は被害の一例です。
例え国家資格を有する施術を受ける場合でも、自身の病態や持病の有無などを勘案し、やってはいけない事も多々あるので、医療機関以外に受けたい場合は事前に主治医とよく相談の上、適正な施術を受けるようにしたい物です。
決して国家資格及び民間療法いずれでも自己判断で行ってはいけません。
まずは主治医、家族や友人などに相談する事が悪質な療法に引っかからないために肝要です。
厚生労働大臣認定と書かれている免許証?を掲げている所も結構あります。これは、一般社団法人○○協会、NPO法人○○と言う団体を厚生労働省が認可したと言う証書です。つまり、資格『医療行為』を認可しているのではありません。いかにも信用性がありますが、名前に騙されてはいけません。あくまで法的資格の無い民間療法です。
上手に各種療法を利用していただきたいと願う物です。
新聞に掲載されました
薬事ニュース社2014年12月5日発行の新聞に掲載されました。
転写、転載は固くお断りします
薬事ニュース社より許可を得て掲載しています。
2014.12.11desura-
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- 私は鍼灸師、柔道整復師の加藤隆義と申します。現在、静岡県内在住、48歳、妻と子一人、介護施設でリハの仕事と訪問を中心とした鍼灸整骨院を行っています。そんな私はジストニアの診断を受けています。今はドーパの内服とボトックスを併用し鍼灸師仲間に鍼をうってもらい、上手にジストニアと付き合って5年になります。上記の記事に対して、とても共感することが多かったのでコメントさせていただきます。日々、患者さんと向き合う中で、この人はジストニアなのではないかという場面に遭遇することが多々あります。そんな時は迷わず脳神経内科を紹介します。まずは適切な診断と治療を受けてもらい、それでも軽減が見られなければ鍼灸施術を考えます。ただジストニアに対しては医療保険が適用されず患者さんの経済的負担が大きいです。実際にジストニアに対して鍼灸施術を行っていますが私の経験上、症状にもよりますが週2回の施術が最も症状の緩和につながると考えます。あくまでも鍼灸施術は脳神経内科外科での適切な治療の手助けとして位置づけています。
昨年、ジストニア友の会にも入会させていただき静岡での勉強会にも参加しました。その後の飲み会でも仲間と知り合うことが出来、とても貴重な時間となりました。自分がジストニアを患ったのは、これも何かの縁、日々患者さんと自分の身体と向き合っていきます。何か私に出来ることがあれば微力ながら協力させてください。
09086727926 加藤隆義 -- 加藤隆義 2021-02-28 (日) 12:44:03 - 一般の方にはまず目に触れる事の無い新聞ですが、
医療関係者に一石を投じる機会になれば幸いです。
薬で発症する人が一人でもいなくなり、
突発性も含め、ジストニアの事を広く世間に知ってもらえる事を願う物です。 -- desura- 2014-12-12 (金) 20:08:24