ピクピクする。痙攣

一人で苦しまないで、仲間がいる!

主な初期症状

主な症状

目なら眼科、肩が凝るなら整形外科に行くのは当然の事と思います。
しかし、眼底検査など精密検査をしても、肩凝りと思っていたのが実は違っていたり、しまいには、気のせいじゃないの?と言われ、飲まなくともよい精神安定剤の類を飲まされ、その副作用による薬害ジストニアが後を絶ちません。
精密検査をして異常が見つからなければ、迷わず神経内科を受診してください。
以下に主な初期、特に気のせいじゃないの?と誤診されやすい軽微な自覚症状を挙げてみました。
ここをご覧になっているドクターがいらっしゃいましたら、全ての病気の事を知っていろと言うのがどだい無理な注文ですが、分からなければ原疾患で処方されていない患者さんには、気のせいとして向精神薬の類を処方する前に神経内科を紹介して頂きたいと切に願う物です。原疾患に処方されている場合にも患者さんの容体を良く観察し、ジストニアの症状が発現している場合は速やかに適切な処置を重ねてお願い申し上げます

ジストニアの具体的な症状

・首が上や下、左や右に傾く
・首がねじれる
・足がねじれる
・身体が歪む
・まぶたが勝手に閉じようとする
・口が開いたままで閉じられない、閉じたままで開けられない
・唇が突き出る、あごが左右や前にずれる
・舌がくねくね動く、口の外に出る
・声が出ない、出しにくい
・鉛筆や箸が持てない、持ちにくい
・字が書けない、書きにくい
・ピアノ・ギターなど特定の楽器が弾けない、弾きにくい

ジストニアの診断

・定型性…異常な姿勢または運動パターンが、患者さんによって程度の差はあっても一定であること。ジストニアの基本的な特徴でもある。
・動作特異性 …特定の動作や環境によってジストニアの症候が出現,増悪する現象である。書痙や音楽家のジストニアに多い。
・感覚トリック …特定の感覚刺激によってジストニアが軽快・増悪する行為・現象。
・早朝効果…起床時に症状が軽い現象。数十秒から数時間と持続時間には個人差が大きい。
・オーバーフロー現象…ある動作を行うと,その動作に不必要な筋が意図せず収縮し、ジストニアを発症する現象。
・フリップフロップ現象…ジストニアが何らかのきっかけで急に増悪・軽快すること。

目がまぶしい

夜、電気を消しても、目をつむっても、何か眩しさを感じることはありませんか?羞明と言う症状です。典型的な眼瞼痙攣の初期症状です。
もちろんドライアイなど目の病気かもしれませんが、そう言った診断も付かず、眼底検査など精密検査をしても何の異常も見つからなけれが直ちに神経内科または、眼瞼痙攣に詳しい眼科を受診してください。
これこそ気のせいじゃないのと言われかねない初期症状です。
疲れ目かなと放っておくと、眼瞼痙攣から眼窩下垂や、痙性斜頸にどんどん移行し悪化してしまいます。
気のせいじゃないの?なんていう医者は直ちに中止し神経内科に受診してください。

小さな点の様な光が見える

目をつむっても、暗くしても真っ暗な夜空に一つだけ小さな星が光っているように見える事はありませんか?
ジストニアの良く見られる初期自覚症状です。これも羞明の一種だそうです。当然このような症状を自覚したら眼科に行くかと思いますが、眼底検査など精密検査を受けて異常無ければ神経内科を受診して下さい。

私もこの症状を自覚し眼瞼痙攣、痙性斜頸へと発症しました。
眼科を5件も廻りましたが原因が分かるはずもありません。しまいに気のせいじゃないの?と言われていたかもしれませんので他人ごとではありません。
私の場合は急激に症状が悪化し全身に震えが出たので、わずか2か月でジストニアと診断され不幸中の幸いでした。
今通院している先生に、5件の眼科のうち1件でもジストニアの初期症状を知っている先生がいたならば、もっと早く治療ができたのにと言われました。
このように、あらゆるところから初期症状が発現するので、すべての病気の事を知っているべきと言うのは酷かもしれませんが、せめて、分からなければ、気のせいなどと決めつけ心療内科などに回さず、神経内科を紹介するべきではないかと強く切望するものです。

瞼がピクピクする

眼瞼痙攣の初期症状かもしれません。眼科で埒が明かないようなら神経内科を受診してください。
けいれん、という名称から痙攣が起きている状態と思われがちだが、必ずしも痙攣が起きているとは限らない為、ドライアイとの鑑別は重要です。

眼瞼けいれん診療ガイドライン

日本眼科学会により眼瞼けいれん診療ガイドラインが公表されています。

眼瞼けいれん

NO1
眼瞼けいれんは、文字通り 瞼 がピクピクと不随意(勝手)に動いて、なかなか目を開け続けることが困難で、何とか開けられても、瞬きが多く、やがてはぎゅっと閉じてしまう、あの病気だということは、ずっと前から知ってはいました。

 昭和50年代、私が眼科医になってから間もない駆け出し医者の頃のことです。神経眼科を専門としていた主任教授が、顔面神経の選択的引き抜き手術を行っていました。私も何度か助手としてその手術に入り、見せていただきました。

 顔面神経というのは、瞼を閉じたり、口の開閉、表情筋などを 司 る運動神経です。

ちなみに、一般の人が「顔面神経痛」などという言葉をよく使いますが、顔面神経は運動神経であって、痛みを感知するような感覚神経ではないので、「神経痛」など起こるものではなく、明らかな誤用です。

 さて、その手術は、顔面神経が過剰に興奮して、眼瞼けいれんにみられる閉瞼を繰り返したり、眼球周囲だけでなく、顔面全体に不随意運動が生じるのだという考えに基づいたもので理論上は納得できるものでした。

 しかし、顔面神経の枝を、神経刺激装置なども用いながら探し、部分的に引き抜いてゆく手術ですが、時間と労力の割に効果は不十分で、多くは間もなく再発してもとの症状に戻ってしまいました。やがてこの手術は顧みられなくなりました。

何とかしてあげたいと思う症例は、時々外来に来られ、専門家に瞼を持ち上げる手術を依頼したりもしましたが、やはり長期間にわたって満足が得られる症例はほとんどありませんでした。

 そんなわけで、有効な治療法がないこの疾患は、次第に私の関心の外に行ってしまいました。

 A型ボツリヌス毒素という、ボツリヌス菌が作る麻酔効果のある物質を応用して、ぎゅっと瞼を閉じる状態を改善しようという治験が成就して、1996年から講習を受けた医師がこの薬物を使用できるようになっても、後輩に講習に行くように勧めただけで自分では立ち上がりませんでした。

 その程度の理解ですから、患者さんが極めて真剣に「目をつぶっていた方が楽なのですが…」「まぶしくて目が開けられません」などと訴えても、眼球に何も異常がないことを確かめて、「誰だって目をつぶっていた方が楽なのではないですか」「サングラスでも掛けましょう」などと応じていました。

 しかし、そういう方の多くは、「眼瞼けいれん」と明確に診断できる症例だったはずだと、今思います。いかにとんちんかんな会話、対応をしていたのか…冷や汗が出てまいります。

NO2
「まぶた開けられない」はずが…診察室では症状出ず
眼瞼 けいれんは、自分の意志によらない、無目的な「ジストニア」と呼ばれる異常運動が 瞼 やその周辺に生ずる病気です。その異常運動が、眼周囲だけでなく、表情筋、口の周囲、口の中や 頸部 にもみられる重症型もあります。
ところで、私がこの病気に関心を寄せ始めたのは、大学から、今の眼科専門病院に移って、専門である神経眼科の診療を中心に診療を始めることになった、1999年以後のことです。それまで、治療は後輩に任していたのを、ボツリヌス注射による治療を自分で手掛けることになってからのことでした。

 自分で治療をするとなると、病気を一から学び直す必要がありました。日本の教科書には情けない記載しかありませんでしたから、英文の教科書や論文を随分と読みました。それでも、重症例、典型例はともかく、合点のいかないものが多く残りました。自分で、たくさん症例を経験するしかなさそうでした。

 ある時、「 眩 しくて、すぐに目が閉じてしまう」と訴える人が来院しました。眼球に異常はなく、眼瞼けいれんに合致する愁訴ですが、全く普通の表情で、少しも眩しそうな表情でもありません。

「そんな風には見えませんがねえ」

 私が疑問を差し挟むと、「今は多分緊張しているから、何ともありませんが、昼間は外出もままならない」と言うのです。濃いサングラスを常用していました。

 その日は外来がすいていましたので、その患者さんと外へ出てみました。それでも、

「おかしいな。いつもはこんな風ではないのですが…」

 やはり、何ともありません。確かに曇った日ではありましたが…。

 仕方なくそのまま戻り、患者さんに 暫 く待合室で少しお休みいただくことにして、彼女のところから診察室へと戻りかけました。と、その瞬間から、患者さんの目に異変が生じました。
 両側の瞼をしっかり閉じて、開けようにも開かなくなってしまったのです。
「なるほど、これか」

 私はようやく、気付きました。異常運動は常時出ているとは限らないのです。初対面の私と一緒にいるような緊張した特殊な条件下では、症状が出にくいということです。

 そういう軽症例は、何も異常がないとか、単なる眼精疲労やドライアイなどと、これまで判断されてしまっていたのです。
そこで、診察室でも、異常がわかるようなよい方法はないかと、考えました。
 それが、今日眼瞼けいれんの診断ガイドラインにも採用されている、 瞬目 試験です。

NO3
「瞬き試験」で見つかりにくい異常を発見
前回のコラムの続きです。 眼瞼 けいれんかもしれない不都合を訴えても、診察室では普通の表情で医師と対面し、不随意運動(意思に反した勝手な運動)が少しも見られない症例に、異常を発見できるよい方法はないものでしょうか。
患者さんと何時間も一緒にいて表情を観察したり、待合室で待っている表情をじっと見ていたりすればわかるかもしれないですが、それは物理的に無理な話です。

 そこで、考えてみたのが 瞬目 ( 瞬 き)試験です。

 瞬目には無意識に行われる自然瞬目(周期性瞬目)、飛入してくるゴミや光を避ける反射性瞬目、そして、自分で意識的に行う随意瞬目に分類されます。

普段意識せずにしている瞬きですが、それは目表面の涙の状態を正常に保つ役割があるほか、あるものから別のものに注意を切り替える時のスイッチの役割をしたり、その時点での行動、心理状態や、病気や薬物の影響を受けたりすることが知られています。

  嘘 をついている時には瞬目が多くなり、ものを考えたり、パソコンやスマホをしていたりする時は減るといったデータが報告されています。

 実際に、診察室でも明らかに 眩 しそうにして目を開けられない例や、やっと開けているといった典型的な症例はむしろ少なく、先述のように医師と普通に対面していたのでは異常を把握できない場合が多いのです。

 そこで、患者さんにいろいろな随意瞬目を注文し、試行錯誤しつつ、軽瞬、速瞬、強瞬と名付けた3つの瞬きを観察することを繰り返すうちに、瞬目異常が発見できるようになりました。

 軽瞬とは 瞼 を動かすだけ(眉毛が動いてはいけない)の軽く歯切れ良い瞬きを1秒に1回程度のテンポで、速瞬は同様の瞬きを一分間に140~150回してもらう方法です。人間は年齢によらず、1分間に180回以上の速さで瞬きをする能力を持っていますから、このくらいの速さの瞬きは可能なのです。

 以上の2種の試験で、瞬きが長く持続できなかったり、リズムとは異なる余分な瞬きが出現したり、眉毛も動くような強い瞬目しかできなかったりといった異常が、患者さんに見つかるのです。
 また、強瞬は実は瞬きではなく、瞼の開閉運動(眉毛も動かしてよい)ですが、開けるのに時間がかかったり、開けられてもすぐに閉じてしまう運動が出たり、さらには一度閉瞼するとなかなか開けられなくなる、専門用語では 失行 という現象が明らかになることもありました。
 瞬目検査だけで診断するわけではありませんが、こうして一見、正常に見える人でも瞬目試験をすることで、潜んでいた異常を見いだしやすくなったことは確かです。

倉雅登(わかくら まさと)先生のコラムから引用。
井上眼科病院(東京・御茶ノ水)名誉院長

1949年東京生まれ。北里大学医学研究科博士課程修了。グラスゴー大学シニア研究員、北里大学助教授、井上眼科病院副院長を経て、2002年から同病院院長。12年4月から現職。北里大学医学部客員教授、日本神経眼科学会理事長などを兼務し、15年4月にNPO法人「目と心の健康相談室」を立ち上げ、副理事長に就任。「医者で苦労する人、しない人---心療眼科医が本音で伝える患者学」(春秋社)、「健康は眼に聞け」(同)、「目の異常、そのとき」(人間と歴史社)、医療小説「高津川 日本初の女性眼科医 右田アサ」(青志社)、「茅花流しの診療所」(同)など著書多数。専門は、神経眼科、心療眼科。予約数を制限して1人あたりの診療時間を確保する特別外来を週前半に担当し、週後半には講演・執筆活動のほか、NPO法人などのボランティア活動に取り組む。

頸が時折ピクつく

額に手を軽く添えたり、顎に手を添えると動きが止まったり楽になりませんか?感覚トリックと言って痙姓斜頸の疑いがあります。直ちに神経内科を受診しましょう。

頸が左右どちらかに傾く、向いてしまう

左ないし右にパソコンを置いて、同じ姿勢を長時間取っていることはありませんか?痙性斜頸の前触れです。
同じ姿勢を取る仕事をしている時は、一時間に5分程度簡単なストレッチをするだけで予防につながります。

肩が凝る

四十、五十になると、肩凝りは仕方ないと思っていませんか?
ただの肩凝りではないかもしれません。痙性斜頸の初期症状かもしれません。

顔の片側がピクピクする

片側『へんそく』顔面痙攣かもしれません。これは多くの場合脳幹部で血管が顔面神経に接触、圧迫している事が考えられますが、まずは神経内科を受診して下さい。必要に応じMRIなどで検査をしてくれます。
ボトックスで効果が得られなかった場合は、手術で血管と神経を隔離する事で改善されます。
しかし、脳の奥の方の手術のため、熟練した医師の元で受けるのが最善です。

痰が絡んだり嚥下痛を伴う。

耳の下あたりにしこりのような物がある場合、顎下腺唾石をまず疑い、CTで石が無ければ顎下腺のジストニアによる凝りや腫れの可能性があります。
耳鼻咽喉科か、口腔外科を訪ねましょう。
SDなどジストニアに精通している先生なら、患部にボトックスを5単位ほど接種してくれます。
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針筋電図を撮ってくれる先生をお勧めします。
画像の説明

喉の締め付け

喉が締め付けられるのは食道の回りにある胸骨甲状筋??が、 過緊張『ジストニアの影響?』で充分広がらないため、唾が溜まりやすくなっていて苦しくなるのだそうだ。
必要であればボトックス接種も行ってくれます。
喉の締め付けで苦しんでいる方の参考になれば幸いです。
下咽喉の筋肉

抗うつ・向精神薬の類を飲んでいませんか?

薬品名『商品名』は、製薬会社の営業妨害に抵触する恐れがあるので、ここでは書く事を自粛しておりましたが、二次性『遅発性、薬害性』で発症してしまう方が後を絶たないので特に危険とされている物を紹介します。
しかし、飲まなくてならない方もいるので絶対にいけないと言う物ではありません
これらの薬で症状が軽減して助かっている方も大勢いるのも事実です。
僅か数%しか発症しないにしても発症しているのも事実。国は副作用と認め、救済措置を速やかに講じていただきたいと切に願う物です。
服用される時は医師の指示やちょっとでもおかしいと感じた時は医師に相談し指示を仰いでください。
あくまで情報ですので、ご批判もあるでしょうがご遠慮ください。
処方された薬の副作用などをしっかり医師に尋ねましょう。
面倒がる医師や病院、薬局はただちに止めるべきです。
その他薬品については医薬品医療機器総合機構で調べられます。
リスパダール
エビリファイ『アリピプラゾール』
ハロペリドール
アモキサン
アナフラニール『クロミプラミン』
マプロチミン『ルジオミール』
リスペリドン
ホリゾン
アビリット
トフラニール『イミプラミン』
ドグマチール『胃・十二指腸潰瘍治療薬としても使われる』
ミラドール『胃・十二指腸潰瘍治療薬としても使われる』
①参考厚労省公表重篤副作用疾患別対応マニュアル
②参考厚労省公表重篤副作用疾患別対応マニュアル

胃腸機能調整薬の類を飲んでいませんか?

薬品名『商品名』は、製薬会社の営業妨害に抵触する恐れがあるので、ここでは書く事を自粛しておりましたが、二次性『遅発性、薬害性』で発症してしまう方が後を絶たないので特に危険とされている物を紹介します。
別の薬品を投与した時に胃腸薬として処方される場合が多々ありますので注意が必要です。
しかし、飲まなくてならない方もいるので絶対にいけないと言う物ではありません
これらの薬で症状が軽減して助かっている方も大勢いるのも事実です。
僅か数%しか発症しないにしても発症しているのも事実。国は副作用と認め、救済措置を速やかに講じていただきたいと切に願う物です。
服用される時は医師の指示やちょっとでもおかしいと感じた時は医師に相談し指示を仰いでください。
あくまで情報ですので、ご批判もあるでしょうがご遠慮ください。処方された薬の副作用などをしっかり医師に尋ねましょう。
面倒がる医師や病院、薬局はただちに止めるべきです。
その他薬品については医薬品医療機器総合機構で調べられます。
プリンぺラン
ドンペリドン
ドグマチール『統合失調症治療薬としても使われる』
ナウゼリン
ミラドール『統合失調症治療薬としても使われる』
①参考厚労省公表重篤副作用疾患別対応マニュアル
②参考厚労省公表重篤副作用疾患別対応マニュアル

抗うつ薬や向精神薬による遅発性について

原因となった薬を止めれば治ると思っている方が患者さん以外にも現役の精神科の医師にも未だに多数存在します。
一旦痙性斜頸などを発症してしまったら、原因薬を止めただけでは良くなりません。
もちろん急に減薬、断薬する訳には行きませんから、まず必ず然るべき神経内科の先生の診断を仰ぎ、適切な治療を受けながら、より安全な薬に変薬してもらい、徐々に減薬そして断薬する必要があります。
中には、原因薬となった薬と同様の危険な薬に変薬した精神科の医師がいます。全く意味がありません。皆さんも上に記した物以外の薬でも、必ず副作用について納得いくまで説明を求めてください。
何度も言いますが面倒がる医師は即刻止めるようにしてください。

副作用被害救済制度

薬品での副作用で発症してしまう事はあってはならない事ですが、不幸にも発症してしまった場合副作用救済措置制度があります。心当たりのある方はご相談なさってください。
その際、医師も適正な処方としている訳ですから、医師の責任を追及するのではなく、処方された薬品の添付文書を医師に提示し、副作用救済制度に申請をしたい旨をやんわり伝えるのが、いたずらに医師に警戒させないコツです。

向精神薬 多剤処方を制限…診療報酬認めず

厚生労働省は2015年度から、抗不安薬や睡眠薬などの向精神薬を数多く処方した場合、診療報酬を原則認めない仕組みを導入することを決めた。薬物依存や重篤な副作用を防ぐ狙いがある。

 新ルールでは、外来診療で服薬管理などをする際、抗不安薬か睡眠薬を3種類以上、または、統合失調症の治療に使われる抗精神病薬か、抗うつ薬を4種類以上、1回で処方した場合、診療報酬を請求できなくし、処方箋料も減額する。

 また、入院患者に、副作用が少ないとされるタイプの抗精神病薬を処方する場合も、2種類までしか加算できないように改める。

 抗不安薬や睡眠薬としてよく使われるベンゾジアゼピン系の薬剤は、使用し続けると薬物依存になる危険性がある。

 抗精神病薬は一定量を超えると治療効果は上がらず、手の震えや体のこわばりといった副作用の危険が高まり、突然死することもある。国内では、抗精神病薬を3剤以上処方している割合が海外に比べて多い。
厚生労働省保険局医療課
ようやく国も重い腰を上げ、副作用の重大さを認識してくれたようだ。
一人でも薬害性の方が減る事を願います。

声が出ない、かすれる

耳鼻咽喉科で検査をしても声帯に異常が見つからないのに声が出なかったりかすれる場合は、より高度な医療を提供してくれる専門医の元をお訪ねください。声帯の病気ではない、ジストニアの一種痙攣性発声障害『以下SDと言う』の疑いがあるかもしれません。
その他声帯の病気も早期発見に繋がります。
私の例で申し訳ありませんが、13年10月に急性肺炎を患ってから、完治した後も嗄声が治らず痰が絡み呼吸まで苦しくなる症状に悩まされていました。一時はSDも疑われ、より専門の耳鼻咽喉科の先生の所でファイバー検査を受けるように言われ、今回SボイスクリニックT先生に声帯溝症と診断され、つまり声帯が委縮しきちんと閉じないために空気が漏れ嗄声になったり、隙間に唾液が溜まり痰が絡むのだそうだ。
治療法として萎縮した声帯にヒアルロン酸を注入し、膨らませて2週間後辺りから声帯の筋力増強の訓練を開始する事により、かなり改善される事となりました。

写真は許可を得て掲載しています
撮影してくださった看護師さん、掲載を許可してくださった先生にこの場をお借りしお礼申し上げます。

治療名:内視鏡下喉頭粘膜異物注入術
痛いより、カメラを入れられる苦しさが辛い。
画像の説明
注射する時に、い~~~と言わされるので変な顔です。
画像の説明
声帯の様子を見ながら接種。針が映っていて改めて見ると怖い(~_~;)
画像の説明
ボトックスやヒアルロン酸で更に美肌効果が上がって益々イケメンになるなと不良患者仲間にからかわれました。
嗄声などは加齢と共に起きる物ですので、本当に病気が隠れている場合もあるので迷わず神経内科または耳鼻咽喉科を受診してください。

☆ふと、思い出した事例があるので紹介します。
私のブログに2010年8月29日に書いてありますのでご覧ください。

バリズム(Ballism)

舞踏運動(Chorea)が重症化し、制御できない、投げるあるいは蹴るような激しい不随意運動で、筋緊張は低下します。
足の筋肉の力が突然抜けて、転倒しやすくなったり、車の運転中に発作を起こすと大変危険です。
30秒ほどで落ち着き、数回発作を繰り返し、じきに落ち着きを取り戻します。一日に何度も発作を起こすか、数日起きに起きるか不特定で、いつ発作が起きるか予測ができません。多量飲酒などで引き起こされる事もあります。体の片側だけに起きるのが大きな特徴です。
視床下核(ルイ体)の限局性病変が有名で、視床下核が障害されると、興奮性入力が減少するため、淡蒼球内節と黒質網様部の活動が異常に低下し、視床腹側核群は強い持続的な抑制から開放されて、大脳皮質運動領域は基底核からのフィードバックがない状態で興奮性が異常に亢進し、バリズムが起こるとも言われています。
このような発作が頻繁に起きる場合は早急に神経内科を受診し、脳MRIの基底核病変、視床下核病変、尾状核の萎縮の有無など及び血液学的、髄液検査を調べてもらう必要があります。
脳血管障害や、転移性腫瘍などジストニアでは無い病気が隠れている可能性があります。
もし上記検査に異常が見当たらない場合は、神経内科の先生とも相談の上、心療内科などで心因的な治療でかなり改善されます。

抗NMDA受容体脳炎

悪魔払いされていた病
 少女に取りついた悪魔に神父が挑む映画「エクソシスト」(1973年、米国)。少女が奇妙な形相をしたり、体をベッドから浮かせたり、ブリッジのように身体をそらせたまま階段を下りたりするシーンが話題になった。S市内に住むK子さん(26)は5年前、映画の少女のような症状を突然に発症した。医師の診断は「抗NMDA(エヌ・エム・ディー・エー)受容体脳炎」。以前なら「悪魔に取りつかれた」として祈とう師が扱っていた奇妙な病は、今では医学によって治る病気になっている。現在は、自転車に乗り、縄跳びもできるほどに回復してきているK子さん。

ホラー映画さながらの症状 免疫に起因
 抗NMDA受容体脳炎は今でこそ「治る病気」だが、2007年に病名がつく以前は、ホラー映画さながらの症状の連続に医師も手をこまねいてきた。幻覚や幻聴などを伴う不安定な精神状態や不自然な体の動きが出るのが特徴で、重い場合は死に至る。

 発見当初は卵巣腫瘍に対する免疫反応の結果と考えられ、「若い女性の病気」とされていた。研究が進むにつれ、子どもや男性にも発症することが分かった。
 しかし、この病気はいまだ医師の間でも広く知られているとはいえない。患者が受診するのは内科、精神科、脳外科、産婦人科、神経内科など多岐にわたり、各科の連携が不可欠だが、診療科によっては病名さえ知らない医師が少なくないのが現状だ。

「抗NMDA(N-methyl D-aspartate)受容体脳炎」とはどんな病気なのか。
NMDA受容体は普段、脳の神経細胞膜に分布し、中枢神経系の興奮刺激を伝える役目を担っている。この受容体が、免疫反応の結果できた抗体(抗NMDA受容体抗体)に攻撃され、機能低下に陥る。これが病気の原因だ。

 米ペンシルベニア大のダルマウ教授が2007年、この抗体を特定し、病気を発見した。当初は、抗体の原因が卵巣奇形腫とされたため、患者は若い女性に限定されていた。卵巣にできた腫瘍は、脳を構成するパーツ(神経組織)を含んでいる。その腫瘍をやっつけようと免疫反応が起き、その結果生成された抗体が受容体、脳そのものを攻撃してしまうという考え方だ。
抗NMDA受容体脳炎が免疫反応によって起きるイメージ
画像の説明

 しかし、卵巣奇形腫が見つからない患者にも抗体ができるケースが発見され、子どもや男性もこの病気にかかることが分かった。ダルマウ教授が13年に発表した500人以上の患者を詳しく分析した論文によると、発症年齢は生後8カ月~85歳。8割は女性で、卵巣奇形腫のような腫瘍に伴う症例は全体の4割にとどまる。

 典型的な症状は、発熱や頭痛など風邪のような症状に始まり、数日で幻覚や幻聴、妄想などの精神症状が表れる。さらにけいれん発作や意識障害を伴い、昏睡(こんすい)状態に陥る。呼吸が難しくなり、人工呼吸器の装着を余儀なくされることもある。

 昏睡状態にもかかわらず、本人の意思とは無関係に手足や顔が異常な動きをする「不随意運動」もこの病気の特徴だ。先の論文でダルマウ教授は、8割の患者は発症から2年以内に、援助なしで歩けるまでに回復する一方、死亡率は7%程度と分析している。

 患者数についての正確なデータはない。日本国内でこの病気と疑われる症例を04年から3年かけて分析した調査では、年間発病率は「100万人当たり0.33人」。85%が女性で、発症年齢は平均26歳、平均入院期間は約6カ月だった。この後、抗体を正確に特定できるようになったため、軽い症例や精神症状だけの場合など、病気の発症率は実際にはこれより高いと考えられる。

心因性

震えでも、皆さんも経験した事があろうかと思いますが、緊張した時に震える、足がガクガクする、声がうわずったりする事があります。あがると言う状態です。難しく言うとこれが心因性の震えです。
でもその原因を取り除く、つまり出番が終わってホッとする、場数を踏んで慣れればあがらなくなり震えも起きなくなります。
しかし原因となりうる不安、緊張、人間関係など過渡なストレスがかかり続けると自身では気付かぬうちに心の奥底に溜まり、無意識のうちに緊張状態となり震えが止まらなくなってしまうのが心因性のジストニアと言われる物です。心因性は脳からの電気信号が上手く伝わらないから発症するのではなく、心の奥に原因があるので、ジストニアの診断を難しくしている一つの要因と思われます。
心因性は残念な事に神経内科の専門医でも治療法が無いのも事実です。
ボトックスも有効な治療法ではありません。
しかし、決して気のせいでは無いのです。心因性のジストニアに精通している心療内科や精神科でカウンセリングを受け、心の奥底に蓄積された緊張を取り除けば多くは回復します。
治療法が無いからと言われても諦めてはいけません。

コメント欄


認証コード(5636)
  • 自分は10年前にジストニアを発症し、大学病院にかかりました。正直、大学病院の先生もこの病気の事は全然判っておらず、ネット上に書いてある向精神薬を飲まされ、これは効くか?次はこれ、じゃ次はこれと次々に飲まされました。当時 務めていた会社で向精神薬の副作用で鬱状態になり、しまいに会社に行くのも嫌になり、周りの人達が怖くなり、家では薬に酒を繰り返し飲みました。大学病院の先生はもう手がつけられない状態になって、挙げ句は大学病院に見捨てられ、家ではおかしくなり、とうとう救急車で精神病院に搬送されて入院、精神科の先生には薬の飲み過ぎだからとりあえず薬を抜くぞと言われ
    しばらくお世話になりました。また、会社も辞めました。そこの病院では自分の病気の事を調べて頂き、京都の神経内科を紹介して頂き、ジストニアのきちんとした治療方法の見直してもらい、徳島県の大学病院だDBSの手術を受けました。正直、この体が本当にジストニアなのか、本当にこの治療が合っているのか判りません。今までは色んな人々が怖かったのですが、社会に復帰して地元の病院の先生と一緒に前を向いて行くつもりです。 -- f 2015-11-18 (水) 11:04:20
  • 8年間、リスパダールやエビリファイなどの非定形型のメジャーを飲み続け、頸部ジストニアを発症しました。
    大学病院での精密検査の結果、統合失調症は誤診で、必要のない薬だったことが判明。
    ジストニアの他にも副作用は苦しく、20代の記憶はあまりありません。
    現在メジャーは止めボトックス治療中ですが、範囲が広がってきているようで完治は見込めません。
    精神科医の方が見ていらっしゃったら、こんな風になってしまう人間が居ることを知り、慎重な投薬を行っていただくことを心よりお願い申し上げます。 -- MS 2015-09-22 (火) 03:02:53
  • 息子の話なのですが、大学4年での就活と理系の研究(既存にはない発明)と研究室での集団イジメがあり、
    睡眠障害になりました。その為、クリニックでは、採取的にコントミンを処方され、突然、ジストニアに似たような症状が起き、救急車を呼びました。発作は8時間かかりました。死ぬ程苦しみました。
    かかりつけの医師は、コントミンを止めたり飲んだりしたからです。といわれました。ジストニアの症状の話をしたら、逃げられました。コントミンをしっかり飲みなさいといわれました。
    -- 佐々木 2015-09-06 (日) 12:06:09
  • 心因性のジスキネジアの場合、残念な事に専門医でも治療法が無いのも事実です。
    ボトックスも有効な治療法ではありません。
    しかし、決して気のせいでは無いのです。心因性のジスキネジアでも、心因性の事を良く知っている専門の先生ならば、自身でできる対処法を指導してくれます。
    同じ神経内科医でも、心因性の接し方、対処法を知らないからに過ぎません。
    治療法が無いからと言われても諦めてはいけません。
    -- desura- 2014-09-13 (土) 10:01:54
  • 100%安全な医療は無いけど、100%に近づく努力はすると仰った先生がいます。
    人間誰しも100%完璧な人はいないのです。
    ですがこんな気概を持った先生になっていただきたいと思います。 -- desura- 2014-08-01 (金) 09:07:25
  • 最近の事例ですが、
    明らかに薬による遅発性と思われる方で地元病院ではジスキネジアと診断され、かなりの痛みにさいなまされている事例があります。
    頸の写真を撮った所、骨棘ができていて、それが神経に触れて痛むのではないかと推測されるのですが、地元整形では詳細な検査も無く、ジスキネジアの動きも随意運動で治療の対象ではないとふざけた診断をしています。
    誰が好き好んで随意で首を振り回しながら生活すると言うんですか
    、あきれて物も言えません。
    こんな診断をする医者が本当に存在するんです。
    更に地元の小さな総合病院と、大学病院との癒着もあって、ジスキネジアではないと大学病院の偉い先生が診断すると地元ではどうにもならないのも現実問題として目の前に突き付けられています。
    薬害性と認める事は絶対にないし、患者の事など一つも考えてくれず、追い帰されもう来ないでくれとまで言われたそうです。
    とにかく地方ではまともに薬害による不随意動に関して診断ができる医者がいないので、痛みに関しては骨棘の影響なのかジスキネジアによる不随意動による影響なのかをきちんと診断をしてもらうためまずは神経内科の専門医に行くように助言をしています。
    ジスキネジアだとボトックスの対象とならない事も考えられるのですが、その場合専門医は適切な投薬と治療方針を考えてくれます。当然ボトックスの適応も考えられるので、まずは神経内科の適切な診断を仰がなくてはなりません。
    もちろん随意動や気のせいなんてふざけた事は絶対に言いません。 -- desura- 2014-07-31 (木) 08:21:24
  • 心の風邪で心療内科や精神科で抗うつ薬や向精神薬を処方され発症してしまう方が後を絶たない。
    医師は副作用によって発症する危険性があると言う事を知っているのか知らないのか?
    知っていて処方するなら患者の状態を注意深く観察すべきであるし、知らないで処方するのは論外だ。
    更にすでにジストニアの症状を呈しているのに、気のせいなどと言い抗うつ薬の類を処方され、医師が処方するのだからと何の疑いも無く患者は当然服用し、それが原因で発症してしまう悲しい事例も後を絶たない。
    なぜ医師は処方薬に責任を持たないのか?気のせいなどと診断せず、分からなければ神経内科を紹介するなどの適切な指導ができないのだろうか?
    患者は素人なのだ。受診する医師をプロとして信頼し診てもらっているのだ。
    医師は副作用による発症は絶対に防ぐとプロ根性を持っていただきたい。 -- desura- 2014-07-07 (月) 07:43:40
  • 一応把握しているのは処方薬です。
    市販薬に関してはそんなに神経質にならなくとも大丈夫と思います。
    心配でしたら、医薬品医療機器総合機構で調べてください。
    または、薬局で薬剤師に良くお尋ねになると良いでしょう。 -- desura- 2013-06-21 (金) 15:58:49
  • 吐き気止めや、酔い止めは、薬局で簡単に買えますが、危険な薬があるのですか??
    整腸剤も簡単に買えます。風邪薬も常備薬ですが。。。
    病院に行くほどでもないときは、薬局の薬を買っていますが、良くないんでしょうか?? -- megu 2013-06-21 (金) 14:07:30

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